JICA海外協力隊の世界日記

ぱんごーのぱんごーの~マラウイでSTやってます~

#3 マラウィアンの主食「シマ」

こんにちは!
今回はマラウィアンの主食「シマ」について書いていきたいと思います!
まず、「シマ」の原料はメイズと呼ばれるトウモロコシです。メイズを乾燥させて粉にしたものをお湯と混ぜ合わせた、蕎麦掻きのような食べ物です。
味はほんのり甘い?かなという感じです!癖がないのでおかずによくあいます!
マラウィアンはシマが大好きで、元気がないとみるや「シマを食べなさい!」と強くおすすめされます^^
確かに腹持ちよいのですが、シマに対する絶大な信頼からシマばかり食べている人も多く、栄養的に偏ってない?と思うこともしばしばあります。単純におかずが買えないという問題もありそうですが、、

首都などではシマ粉が売っていたりしますが、村の人たちは基本的にメイズを購入し写真のようなミルに行きます。 ミルではシマ粉の種類が選べて、メイズをそのまま粉砕するガイワ、外側の皮を除いてから粉砕するグラインドミル、皮を除いた後に水に浸して→乾燥→粉砕するウファがあります。お米でいうところの玄米と白米のちがいでしょうか。確かに味の違いがあります! 僕はいつもグラインドミルでお願いしています! ひいた粉を篩(ふるい)にかけて、3~4時間ほど乾燥させればシマ粉になります!

お湯をわかしながらひたすら混ぜ合わせます。混ぜながらシマ粉を追加したりして堅さを調節します。
この調節が難しく、熟練の技が必要です。自分で作ったものと、近所のアマイ(お母さん)が作ったものでは、おいしさが全然違います!おいしいシマが作れるように特訓の日々です。
帰国までにシマを極めます^^
それではまた!ティオナナ!(チェワ語でさようなら)

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