JICA海外協力隊の世界日記

ぱんごーのぱんごーの~マラウイでSTやってます~

#1 お初にお目にかかります

はじめましてこんにちは!

中田慧(なかださとし)といいます。青年海外協力隊で昨年の8月よりマラウイで言語聴覚士としてムア聴覚障害児特別支援学校で活動しています。

初めての投稿なので、まずこのブログのタイトルの説明をしたいと思います。ぱんごーのぱんごーの(pang'ono pan'gono)は現地語のチェワ語で “少しずつ” という意味です。チェワ語が聞き取れず困っているとき、なんて言ってよいのかわからないときによく同僚から “Pan'gono pan'gono" と声をかけられます。ちょっとずつでいいんだと思うと少し心が軽くなる気がしてとても気に入っている言葉です。また、マラウイの人は穏やかな方が多く、急かされたりすることもあまりないので暮らしているとゆっくり時間が流れている気がしてきます。そんなマラウイにピッタリな言葉だなと思ったこともあり、タイトルにつけてみました。サブタイトルにあるSTというのはSpeech-Language-Hearing Therapist (言語聴覚士)の略語です。

言語聴覚士という職業もあまり聞いたことがない方もいると思います。言語聴覚士とはリハビリテーションの専門職の一つで、きこえやことば、たべることに障害をもつ方のリハビリを行う職業です。他のリハビリ職である理学療法士(PT)や作業療法士(OT)に比べると有資格者の人数も少なく、PTやOTを知っていてもSTは知らないという方が大勢だと思います。このブログを通して一人でも多くの人に知ってもらえたらいいなと思っています。

この写真は生徒に補聴器の付け方を教えているところです。現在はこのように1対1で言語訓練を行ったり絵カードなどの教材を作成する活動を行っています。

マラウイでの生活、学校での言語聴覚士としての活動や任地の文化など紹介していきたいと思ってますので今後ともよろしくお願いいたします!

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