JICA海外協力隊の世界日記

こちらモロッコですけどなにか?٩( ᐛ )و

残ればいいじゃない?

サラム・アレイコム(こんにちは)

モロッコから 助産師のまーみん です。

ちょっと歩いてご近所の世界遺跡 も、
マジックアワーの美しい空と海岸 も、
モロッコで一番美味しいと信じてやまない魚介類 も...
任地の推しポイントですが、もうひとつ自慢させてください!

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それは、
〜Le Salon du Cheval d’El Jadida〜
この地で毎年行われている『馬の祭典』です。

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昨年はこの時期に着任したため首都で語学訓練中でした。
来年はこの時期前に退任し帰国していると思われます。

こんな素晴らしいイベントを見ずに過ごすなんて!
と言い続けていたところ、なんと招待していただけました。
(成し遂げたいことは公言するに限る!笑)

これが『馬の祭典』か!


現国王陛下の後援のもとで2008年から毎年開催されており、今年も 10月に1週間 賑わいを見せました。
その目的は馬産業の発展に貢献することで、専門家達にとっても欠かせない会合の場になっているそうです。
一般公開されるエリアでは、公的機関の 馬にまつわるブース展示 や 国内外のさまざまな団体の 壮大な馬術ショー を観覧することができます。

専用の会場は、活動先の保健センターを訪れる際にも通る幹線沿いにあるのですが、少し郊外にあるものの期間中は大渋滞が起こっていたり、周辺には参加する馬達とその馬主方が過ごすテントが張り巡らされていたり、会場内でも行列ができていたり大盛況でした。
(たった数時間で現地の知り合いに一体何人に遭遇したことか笑)

すべてに圧倒され、同伴の子ども達と一緒になって常におおはしゃぎでした。
ぜひタイミングよくモロッコに滞在される際には足を運んでいただきたいです♪

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舞台の裏側は…

配属先の同僚達はイベント行事の医療救護班として活動することがあります。
そのため今回も事前にスタッフ登録を行い、期間中の入場パスポートが手渡ったのですが…。

同僚「マミも参加するでしょ、いつも馬を見たがるもんね」
私 「・・・」
同僚「え!なんでマミの分のパスがないの⁈また来年だね〜」
私 「・・・来年いない」
同僚「いつ帰るの?来年イベント終わるまで残りなさい?」
(出勤する度に誰かとは繰り返されるこのやりとりに泣きかけた笑)

実は残念なことに、事前登録の時期に休暇が重なり登録に必要だった在留カードが提出できなかったらしいのでした。


しかし!活動外に自力で入場する方法を模索していたところに、上司家族がサプライズで招待してくださって...まさに大興奮でした!!
念願の『馬の祭典』は優しく愛に溢れたエピソード付きで深く思い出に刻まれました。

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ビスラーマ ٩( ᐛ )و

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