JICA海外協力隊の世界日記

自由人×ソフトボール in ボツワナ

ボツワナ2年半の集大成へ

約4週間前、12月10日。ボツワナへ短期隊員として再来。

3月に派遣が予定されている後任へ繋ぐため、最後の活動へ臨みます。

2020年2月4日~3月4日まで、中京大学女子ソフトボール部を全力サポート。

これが大学連携最終年、本当の集大成です。

この活動には大学側とのお互いの理解、意識、目的、熱量、

それらの調和が取れて初めて成功へ向かう。

過去2回の経験からそれを学びました。

手探りで始まった2018年2月、2月まるまる1ヵ月に亘る地方巡回指導クリニックや親善試合。

その地で育まれる人と人の交流。文化、人種、言葉、性別、年齢、全ての壁が無くなる時間。

普及活動がすぐに成果が出るならば、この世界金メダリストとノーベル賞受賞者だらけ。

そんなにうまくいかないから普及する側は忍耐力。

10年後、20年後に残るように、少しでも伝える。

少しでも人の心に残り、それが根付き、広がる。

そんなずっと先を見て、今を全力で。

3回でどこまで根付くか目に見える数字には現れないかもしれないけれど、

中京大学女子ソフトボール部の活動は完璧にボツワナ人の心に届いている。

学生にとっても良いことばかりでないはずの1ヵ月のボツワナ生活、

きっといろいろなことで悩みながらも精一杯ボツワナで頑張る学生を全力でサポートします。

たった3回かも知れないけれど、果てしなく価値のある時間。

次がその集大成。必ず成功させて帰ります。

ボツワナを一度離れてから5カ月。

この5カ月で環境も心境も様変わり。

残り71日。

以前とは完全に違う心でこの役割を全力で全うします!

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