JICA海外協力隊の世界日記

自由人×ソフトボール in ボツワナ

KANYE 見参!後輩隊員のバイタリティーに感服!尊敬!(前編)

1月27日(月)

2017年に赴任した当初、初めてのバスランクや長距離バスにドキドキしていた感覚を思い出しました。

2年ぶりの長距離バス(といっても今回の移動はたった1時間半(笑))。

長距離バスは「大型」と「スプリンター」と呼ばれる中型?小型?のバスがあります。

今回は運よくバスランク着いた瞬間に「KANYE」表示のスプリンターを見つけ飛び乗りました。

ここからKANYEへの旅、スタート!

以前から見てみたかった後輩隊員の活動先へ!

「先生隊員」と呼ばれる小学校教諭の隊員も、昨今のボツワナでは人数がかなり増えました。

それだけ教育(特に理数)が必要とされており、学力の向上を求められています。

そんな中、先生隊員の中でもひと際私の気を引いたのが、

「先生」という職に対し体の端々から感じる情熱と、

一貫した意志を持つ後輩隊員の「井上尚子」。

中間報告、最終報告、それらを聞いていて一度は訪れたいと思っていた場所です。

長期で活動していた以前には実行できなかった「やりたかったこと」のひとつ。

最近、仕事とプライベートを分ける考えが一般的ですが、

井上隊員は教職そのものが大好きで「趣味」と言うほどです。

私は数年前まで現役のソフトボール選手だったことがあり、

自分が上手くなるためには「仕事」も「プライベート」も隔たりは無かったように思います。

もちろん分ける時も有りますが、プライベートの時間を使って好きな仕事をすることことは当然のこと。

当時の私もソフトボールをすることが趣味でした。

考え方は様々なので、完全に「仕事は仕事」と割り切る生き方もありますし、

「好きなこと」を仕事に出来ている人はそれこそ人生の時間全てがそのためかと。

芸能人でいえば所ジョージさんやさんまさんなど?

まぁ、それ以前に「好き」を仕事に出来ることが幸せですが。

…。

と、いろんな働き方があるなかで、井上隊員は心底この「先生」という仕事が大好きなのです。

到着した日の夕方、卒業生や違いう学校へ引っ越した生徒が訪れてきました(写真一番下)。

通学路に家が面していることもありますが、毎日誰かしらが来るそうです。

それも井上隊員のいままで注いできたモノの現れなのだろうということは容易に感じられました。

その仕事っぷり、趣味っぷり、子どもへの愛情の注ぎっぷりを知って頂き、

いろんな方へ届いて欲しいなと思うわけです。

(後編へ続く)

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