JICA海外協力隊の世界日記

Hiro! Di ブルクンバ

折り紙教室の開催

こんにちは!

少し前になってしまいますが…

5月4日、私の配属されている南スラウェシ州に同じく位置する

ゴワ県で「折り紙教室」を実施しました。

その時の様子を今回は書こうと思います。

【実施の背景】

ゴワ県のNGOと教育局がコラボし、こちらのNGO施設周辺に住む子ども達に対して

伝統菓子作り教室と折り紙教室を実施するというもの。

このNGOから南スラウェシ州へ派遣されている協力隊員が

異文化交流の一環として招待され、

折り紙を子ども達に教えることになりました。

【施設について】

このNGO施設内にはたくさんの木や竹があり、

子ども達は自然を感じながら文化や環境、宗教などについて学ぶことができます。

外国から来た人や、大学生を講師役のような形でボランティアとして受け入れ、

学校の放課後の時間を利用し、子ども達に文化などを教える機会を作っています。

当日は最初に施設関係者の方から、施設や活動運営などについての説明を受け、

その後、伝統菓子作り教室と折り紙教室を実施する建物へ移動。

この建物はインドネシアの伝統的な木造高床式の建物でした。

伝統菓子作りでは

南スラウェシ州の伝統菓子 "Umba-Umba”(ウンバウンバ)という

お菓子を作りました。

このお菓子はお餅の中に砂糖(パームシュガー)を入れ、茹でたお菓子。

日本のお団子のようなお菓子です。

(また別の機会にこのお菓子の写真は載せようと思います)

講師陣に協力隊員も加わり、共にお菓子作りに挑戦。

出来上がったお菓子は子ども達と一緒にみんなでいただきました。

その後はいよいよ折り紙教室。

翌日5月5日が日本の「こどもの日」にあたるため、

事前に隊員同士で話し合いを行い、

”鯉のぼり”を子ども達と共に折ることに決めました。

最初に隊員から子どもの日や鯉のぼりについて説明を行った後、折り紙開始!

子ども達の折るところを協力隊員が確認しながら

折る作業を一緒に進めました。

子ども達の中には苦戦する子もいましたが

友達同士で教え合うなど協力して進める子ども達もいました。

折り終わった後は

用意した台紙(張り付けると鯉が風の中を泳ぐ、日本のこどもの日の風景が完成する)に張り付けてもらい、

最後にみんなで記念撮影!

こうして折り紙教室も終了しました。

ゴワの子ども達と共に時間を過ごすことができたことは、

協力隊員にとっても貴重な機会となりました。

この施設のように子ども達が集まり、

のびのびと過ごす場所があること、文化について学ぶ場所があることは

学校での教育と共に

子ども達の成長にとって大切なことだなと感じました。

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