2018/06/05 Tue
文化 生活
ラマダンのインドネシア
アッサラーム アライクム!こんにちは〜
5月17日からラマダンの期間
(日中の飲食を禁じ、神様からの恵みに感謝する、いわゆる断食の期間。)
に入っています。
子ども達の中には小学校に入るくらいの年齢から、断食の練習を始める子もいます。
ラマダン期間のイスラム教の人々の朝は、4時前に起床、ご飯を食べ、
一日の間に5回行われるお祈りの1回目のお祈りをする、
という流れから始まります。
このため夜明け前にモスクから
「起きろ〜、起きろ〜」という放送が流れてきます。
その後は日が沈むまで飲食をしません。
日が沈むタイミングには各地のモスクから「断食明け」を知らせる放送が流れ、
それを確認した後、食事を摂ります。
これをインドネシア語で「ブカプアサ」といいます(ブカ=開く、プアサ=断食)。
写真はブカプアサの時にいただいたご飯。
白米と魚のすり身や野菜スープ、麺などを一緒にいただきました。
2枚目の写真は職場の仲間で集まってブカプアサを迎えたときのものです。
このようにブカプアサの時間を迎える時はよく親戚や職場の人達などと、
大勢で集まって迎えることもあります。
普段にも増して、みんなで共に食事をする喜びを感じると共に、
みんなで空腹を乗り越えた、という達成感や一体感などの喜びも分かち合うことができます。
ラマダンの期間はこのようなことからも、
友人同士の結束力を深めることにも繋がっているように感じます。
ラマダンは約1ヶ月、今年は6月半ばまで続きます。
ラマダンの期間は仕事を含め、
様々な地域全体の物事が静かに動いている印象です。
また5月〜6月にかけて私の活動巡回先である学校は
期末考査や休暇に入ります。
巡回活動がしにくい状態ではありますが、
現在は配属先の職場で新しい教材作りに取り掛かっています。
学校が再開した時に巡回活動がスムーズにできるよう、
腰を据えてこれからも頑張ろうと思います!
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