JICA海外協力隊の世界日記

なかのちゃんねる

3月8日

まいど!

突然ですが38日は何の日か知っていますか?

答えは国際女性デーです。

ざっくり説明すると、190438日にニューヨークで女性労働者が女性参政権の要求デモを行ったことが由来らしいです。

ここマダガスカルでは女性達は仕事が休みになります。

恥ずかしながら、国際女性デーという記念日をマダガスカルに来て初めて知りました。

活動のラグビーの方も女性(9歳から16)を対象にした「GET INTO RUGBY(以下GIR)」と女性U-18のセレクションを実施しました。

GIRとはWorld Rugby(ラグビー国際統括団体)が加盟国の協会、地域と協力してラグビー普及を目的としたプログラムです。

5つのセッションがあり、5グループに分かれて各セッションを体験していくという流れになっていました。

実施したセッションを2つ紹介します。

<セッションA>

ラグビーのゴールポストを挟み2チームが向かい合いボールを蹴り合い得点を競い合います。

得点の条件として、Hポールの横のバーの上をボールが超えること、相手にキャッチされないことの2点でした。

以上の条件をクリアすると自チームに得点が加算されます。

<セッションB>

各チーム5人のアタックチーム(以下AT)とディフェンスチーム(以下DF)に分かれます。

ATは横一列、DFは縦一列に並び、ATが前進しながら協力してパスを繋ぎ、DFに捕まらないようDFの5人を抜いていきます。

セッションAはラグビー要素が少なく、蹴る、ボールキャッチという動作だったため盛り上がりを見せていました。

逆にセッションBはラグビー要素が入っており、抜くためには前進しつつ相手を自分に引き付けて、後ろにパスをする必要があります。

※ラグビーは前にパスすることは反則(前にキックすることは可能)

今回は初めてラグビーをする子供が多く、ラグビー要素を含んだセッションではどうすればよいのかわからないようで、消極的になっていました。

逆にセッションAの様な他のスポーツに共通する動作がある場合には、簡単であるため盛り上がりをみせていました。

またセッションAの様に競争要素を含ませることが、楽しんでもらうには重要ではないかと感じました。

ここからは余談。

マダガスカルの街はどこにでもゴミが落ちています。

ゴミはゴミ箱へという習慣があまりないのか、平然とポイ捨てをします。

ラグビー場も例外でなく、グランドに当然のごとくゴミが落ちています。

もはや、ゴミが土に埋まってグランドの一部になっています。

偶然にも、38日の前日にグランドのゴミは拾った方が良い、危ないと話しました。

GIR終了後に、指導者たちが子供たちを一列にさせてゴミを拾うように指示してくれました。

私も「お、やるやん!」と思いながら、私自身もゴミを拾いつつ後ろから付いて行きましたが、目に見えるゴミが拾えておらず・・・

そして数回練習に行くもゴミを拾ったのは、38日だけ・・・

ゴミを拾うという行動をしてくれたことについては、素直に嬉しかったのですが、その次の段階が難しいのかなと感じています。

このあたりも地道に取り組めていけたらなと考えています。

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