JICA海外協力隊の世界日記

エジプトからアッサラーム・アレイコム

ソフトボールバザー

先月末、カイロ日本人会が主催するソフトボール大会が行われました。大会は、在留邦人の親睦を目的に年2回開催されています。駐在員によって結成されたチーム同士が対戦し、沢山の在留邦人が試合観戦にやってきます。試合会場の一角をお借りし、バザーをさせて頂きました。

近年起きた2度の軍事クーデターにより、当時エジプトで活動していたボランティアは、国外退避を余儀なくされ、以前エジプト全土で30名程いたボランティアも、現在は私を含め4名のみです。過去のソフトボールバザーでは、ものづくりに関わるボランティアが、活動先で製作された手工芸品を持ち寄り販売していたそうです。今回は、私の任地ハルガダ商品のみで少し寂しい感じです。

初めてバザーを経験して、気付くことが多くありました。たとえば、写真の巾着ですが、多くのお客様に「何を入れたら良いのかな?」と聞かれました。何人かのお客様は、使い道で悩まれ、購入に至らなかったのでは…と思います。新商品を開発する上で、使い易い商品を考えること、販売においては提案することが大切だと実感しました。

売れると思っていた商品が売れ残ったり、逆に売れないと思っていた商品が完売したりと、予想外の出来事もありました。また、商品のディスプレイ方法やPR方法についても、お客様からアドバイスを頂くことができ、今後の課題や反省点が見つかりました。今回のバザーで得た事を、配属先の同僚たちに伝え、今後に活かしたいと思います。

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