JICA海外協力隊の世界日記

128畳日記

いつか誰かのためになる。

長くて短い二年間の活動を終え、残すのは無事に日本に帰国するのみです。

活動地域以外の柔道クラブでの指導やボスニア・ヘルツェゴヴィナ、アルバニアへの出張もあった。

私たち、青年海外協力隊は草の根外交官と呼ばれることもある。

外交官の大きな役割として友好深化と情報収集がある。

特に今回の私の活動では友好深化の面は、大きな成果があったとおもう。

柔道の関係者以外にも、日本文化紹介などの交流を通じて地域の方々関わる時間も多く取れたことがよかったのだと思う。

ふと派遣前訓練で聞いた、協力隊の活動はトンネルを掘るようなもので、掘っている最中はどこにつながっているかも分からない、途中で崩れてしまうかもしれない不安の中で活動をしなければならない、そしてトンネルを掘っている最中は誰からも感謝されず、時にはそんな無駄なことを…といわれる日もある。しかし、道がつながったときにはじめて人々はその意味をと理解するいう言葉を思い出した。

これから協力隊に応募する人、現在活動している隊員にむけて。

自分のやっている活動や、勇気を出して地域の人に話しかけたりするようなどんな小さなことでも、必ず何かにつながります。

「いつか誰かの役に立つ」

結果や成果が目に見えにくい時こそ、この言葉を思い出してみてください。

2021年1次隊 セルビア

柔道 西牧由人

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