みんなあのねのセネガル便り(西村隊員は帰国しました。)

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西村 綾介
神奈川県

タイプ/職種
青年海外協力隊
青少年活動
派遣国
アフリカ
セネガル サンルイ州サンルイ市
一言メッセージ
ボクでなきゃ!キミでなきゃ!たわむことのできるしなやかな軸をもって、子どもたちの笑顔のために力を合わせて頑張ります。

 

みんなあのね、「木のクルマと秋募集」

2016.10.13

その他 活動

セネガルでは雨季が終わり、乾季がやってきた。

断水も増え、先日は久々の10時間越えの断水。

雨季は比較的断水が少ないので、

久々にやってくる長時間の断水はなかなか辛い。

季節の移り変わりを感じている今日この頃、

孤児院でのアトリエ・ジビでは、

調理をしたり、工作をしたり、絵を描いたり、

相変わらずあたたかな日々が続いている。

ちなみに、ジビとは、セネガルでの私の名前である。

先日、大工さんの工場を見学させていただく機会があり、

その際、木の廃材をたくさん分けていただくことができた。

そこで、子どもたちとクルマをつくった。

木の廃材に絵の具で色を塗り、いくつかの廃材を組み合わせ、

クルマに見立てる。

ボタンをタイヤに見立てて完成である。

セネガルの子どもたちは、

積み木やブロック遊びをしたことのある子どもは少ない。

組み合わせて見立てるという作業がすこし難しかったのか、

例として見せたものに組み合わせが似てしまった。

しかし完成した子どものクルマを見ると、

色の塗り方や配色、ボタンの位置や数に工夫があっていい。

木目を意識していたのは、14歳の子で、

さすが中学生と感心してしまう。

つくったクルマを並べて走らせて、

列車みたいだねという子どももいて、

つくった後にもわくわくが続く工作が私は好きだ。

子どもの作品は、基本的に飾っている。

子どもの作品が部屋にあるだけで、

気分が明るくなるのは私だけではないはず。

私が首都ダカールで買ったフランスの絵画の作品が載っている本を

アトリエ・ジビで子どもたちに紹介し、

その中の数点をモチーフに絵を描いた。

手のカタチ、足のカタチを取り、色を塗った。

ちなみに、左の子の作品は座っているときの手足、

右の子の作品は走っているときの手足である。

色の塗り方で表現しようということだったけれど、

ふたりとも様々な色を使うという同じ表現方法を用いた。

しかし、同じ表現方法でありながら、

左の子は、重ね塗りはしないで、

右の子は重ね塗りをするという違いがある。

そして、走っている勢いを感じる。

私はどちらの作品もとても好きだ。

しかし、この作品の前に立ち止まったオトナ、子どもに話を聞くと

右の作品は良くない、と言う。

それは、

色の塗り方が雑である、色を混ぜている、

という理由がほとんどだ。

子どもがどんなことを表現しようとしたのか、

どんな工夫を凝らしているのか、

そのようなことに着目する人はまだまだ少ないようだ。

下の二人がかぶっている帽子は、

アトリエ・ジビでつくった手作りの帽子である。

切れ布と針金を用いてつくったものだ。

子どもたちの作り出す作品も、子どもたちの笑顔も可愛らしい。

現在、JICAボランティアの秋募集が行われている。

私の活動先のシテニャフ幼稚園の先生方から継続的な支援の声があり、

この度、シテニャフ幼稚園を管轄する

教育委員会からボランティアの要請が出ている。

私は青少年活動隊員として派遣されているが、

この要請は幼児教育隊員である。

要請概要は、以下をご覧ください。http://www.jocv-info.jica.go.jp/jv/index.php?m=Info&yID=JL64216B13

また、私のシテニャフ幼稚園での活動の様子は、以前の私の記事をご覧ください。http://world-diary.jica.go.jp/nishimura/activity/index.php

どうぞ、よろしくお願いいたします。