JICA海外協力隊の世界日記

Alofa 常夏の島サモア日和

【活動紹介】3-2.スローラーナークラス内容

スローラーナー(学習遅進児)向けに始めた少人数授業。対象児童を少ないときは5人から多いときには10人近くをピックして、別室にて個々に必要な課題を取り組ませています。学習遅進児だからこそ、少人数での細かな指導が必要です。

内容は算数の四則演算を中心に個々のレベルに合った教材をチョイスするも、そのなかであっても質問や躓く児童が続出。Year8(日本でいう中学校1年生)の児童の中で、桁の多いたし算の計算ができない児童もいるので彼らにはたし算からみっちり教えます。そして児童らを見ていると特に、かけ算わり算に躓いてる子が多く見られます。これらの課題点は、まずかけ算を覚えていないことが挙げられます。手作りのかけ算表やフラッシュカード(暗記用のカード)を手作りしたのでそれらも使ってもらいかけ算暗記を小学生のうちに完璧にしてもらいたいです。

毎回1時間のスローラーナー授業の中は、これでもかという児童の質問に対応し密度濃い時間を過ごさせてもらっています。途中苦しくなって逃げ出そうとする児童も中にはいるけれど、一緒に頑張ろう!四則演算は算数の中でも基礎中の基礎になるので、抜けのないようしっかり習得してほしいです。

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