JICA海外協力隊の世界日記

Alofa 常夏の島サモア日和

【文化紹介】〜シェア文化〜

今回は、サモアの文化紹介ということで シェアの文化紹介について サモア名物とも言える【 シェアの文化 】 どんなことをシェアするのかと言うと.... エントリーNo.1 :  サンダルのシェア ホームステイをしている隊員はよく遭遇する光景? 玄関にサンダルを脱ぎ捨てて置いておいたらいつの間にか見当たらなくなっていた!探してみると…家族の誰かが履いていた!なんてことは日常!! サモアに住む際、共有スペースにあるものは、基本シェアされるものだという認識を。そのぶん、私が家族のものを使うことに関してとても寛容。

エントリーNo.2 : ガム こんなものまで?の部門でエントリーするのがガムのシェア。サモアの人たちはこれでもかっていうくらい長くガムをかみ続けます。それに誰かが噛んでいるガムであっても、それをシェアすることがよくあってはじめに目にしたときはすごく驚きました。 ガムのシェアも関係しているのかなんなのか、彼らがよくガムを耳たぶやおでこに貼り付けている様子も見られます。

エントリーNo.3 : 食べ物 そして最後にサモア人がシェアする率No.1と言っていいものであるでしょう。 "食べ物は基本みんなで食べ分けよう!" サモアにいたら、これは忘れてはいけません。食べ物を一人だけ食べていたら、レアンガ(サモア語で 悪い という意味)呼ばわりされてしまうこともあります。 はじめも今もですが、この食べ物をシェアをする文化にはまだ慣れることがありません。 違う食生活を送ってきた私たちにとって、同じ食べ物を同じ量食べ分け合うことはなかなか難しいものがあるのです。 さて、シェアの文化について3つの例を挙げて紹介しましたが、サモアで生活をしているといつのときも人々は『平等』を好んで生活している傾向にあるとも見えます。 自分が人より多くあってはいけない、また何かをしてもらったらその分の恩はきちんと返す。 これらのことを誰も言葉に発することはないけれども、人々の間で暗黙の了解として存在しているように思います。 困ったときには助けてもらい、ときには自分が助け、そうやってお互いに助け合って生活をしているサモア人を見ていると、なんだか日本では感じることのなかった"温かいもの"を感じるのです。 こういうサモアの良いところこれからもなくなってほしくないなと強く思います。

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