JICA海外協力隊の世界日記

牛vaca日誌 in PARAGUAY

自腹の誕生日会のケーキの味は

どうもどうも、ヘネラルアルティーガスの渥美翔です(^^)/
先日、いつもお世話になっている方の誕生日を祝いにラパスという町にある日系移住地に行ってきました!

ラパスを訪れるのは2回目。おかげさまで忙しく活動させて頂いていたため、なかなか訪れることができなかったのに、ちゃんと名前を覚えていてもらえました!なんというしあわせ。。。。(TωT)

パラグアイでは誕生日の人が会を開き、振る舞います。もちろん、費用は誕生日の人持ち。日本人の広く浅くの渡世術とこのパラグアイルールが重なった時、巨大な経済的ダメージが発生することは容易に想像できます。。。。

これを知った時「自分も2回(実際には1回)やらなければならないのか・・・っ!」とか、「自腹の誕生日ケーキとは・・・切ない味なんだろうな。」などと妄想を広げ、戦々恐々としていました。

ただただご招待というのも申し訳ないので、いろいろとお手伝いをさせてもらいました。

招待を受けていた他のボランティアや子供たちと一緒に料理を作ったりお皿を並べたり。。。

また料理のなかでラーメンがあり、会場の片隅にはラーメン屋の看板。

それにちなんでそれぞれに肩書きがつけられることに!僕はアルバイトでした。まあ妥当ですね(笑)

肩書きと、名前を書いた名札をつけてみんなで1枚!

たくさんの手伝いの中でも印象に残ったのがおにぎりづくり。

最初はこつこつと作っていたのですが、途中から元気いっぱいの子供たちがキッチンになだれ込み、一緒につくることになりました(^^)/

一人二人と増えていき、いつのまにか遊んでいるのかおにぎりを作っているのか分からなくなるくらい楽しませてもらいましたっ!

まだそれほど話せない小さな子でもしっかりと教えればカンペキにおにぎりを作ってくれます。恐ろしいほどの飲み込みの早さ(@_@;)そして子供たちのパワーが凄い。。。。。。。

自分もこの子たちのように、やりたいことを一生懸命にできるひたむきさを持ちたい!と思いました。

上手く出来ても、失敗しても顔を見合わせて笑っていられて、良い時間を過ごせました。子供が欲しくなりました!

パラグアイ独特のお誕生日のルール。以前は疑問に思っていたけれど、この方法だからこそ招待してもらった人たちは心の底から楽しめるのかなーと思います。

このお誕生日会にあったのはたくさんの笑い声と祝福する人、される人の笑顔。たくさんの笑顔が見せてもらえるから、お誕生日の人もためらいなく大盤振る舞いできるんだろうな、と彼らの笑顔や笑い声を通じて実感しました。きっとケーキの味も切ない味なんかじゃなくて、大切な人たちの笑顔が最高の調味料となって、とっても深い味わいなんだろうと思うようになりました。

僕が主催側に立つ時、出費を前にしても彼らのような笑顔ができるだろうか、、、と少し不安になったあつみしょうがお送りしましたっ

それでは、また後程。

ちゃおちゃお(^ω^)/

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