2017/09/12 Tue
人 文化 生活
パラグアイ誕生日事情(担当:千葉)
暦上、まだ冬は終わっていないはずなのですが、最近は気温30度以上・・・
早くも夏の到来に少し怯えている、サンペドロデルパラナ市派遣の千葉桃子です!
さて、パラグアイの誕生日ルールといえば、「本人が企画、開催、全て自腹」。
日本だと本人は祝ってもらう側であり、周りの人がサプライズで準備したりすることが多いですよね。
自分で準備するなんてまるで「祝ってくれ!」と言っているようなもの・・・
パラグアイで色々な誕生日パーティーに出席しましたが、誕生日を迎えた本人が大忙し&お財布も大ダメージという印象です。
そして先日、ホームステイ先の女の子Vanessaの1歳の誕生日会がありました(もちろんその子の両親が準備しました)。
初めて迎える誕生日ということで、招待状から装飾、ケーキにお菓子、遊具にバックミュージックなど細部にまでこだわったパーティー。装飾は全てミニーちゃんで統一されていました。
招待客を入口で出迎えてプレゼントを受け取り、席へご案内。
食事を楽しんだ後はお馴染みの歌を歌い、ケーキを食べて・・・お待ちかねのピニャータ!!!
これはお菓子やおもちゃが入った特大風船を割り、それを子供たちが拾うというもの。
男の子用と女の子用の風船がそれぞれ準備されており、子供たちは大きな風船の下に手を差し出し準備万端!
「1・2・3!」の掛け声と共に割られた風船。我先にと群がる子供たち。
一瞬の出来事でしたが、みんな満足気でした!
そして帰り際には招待客にお土産を渡して、解散!という感じでした。
こうしてみると、日本でいう結婚披露宴の感覚に近いのかなぁと思います。
サンプル写真を見ながら、様々なオプションの中から選択し、業者に装飾を依頼。
プレゼント(=ご祝儀)を頂いて、お土産(=引出物)を渡す。
年に1度のイベントだから、奮発しちゃう!!といった感じらしいです。
相場は2万円から10万円くらい。オプションによって値段もかなり変わってくるようです。今回のパーティーは総額約8万円!!
ちなみに、パラグアイには日本のお年玉やご祝儀などのように「現金」を贈る習慣はありません(むしろ日本が稀な方で、各国でマナーは異なるようです)。
パラグアイで迎えた1回目の誕生日は特に何もしなかったので、今年は少しお金をかけてチャレンジしようと思います!
FOPROLEIプロジェクトの活動の様子は以下のURLからもご覧いただけます。
https://www.facebook.com/FOPROLEI/?fref=ts
SHARE