JICA海外協力隊の世界日記

牛vaca日誌 in PARAGUAY

夏の風物詩(担当:内野)

2月になり、帯広の知人からは、マイナス20℃近くまで気温が下がるという話を聞きました。マイナスの気温ですらうらやましく思えるほど、35℃前後の気温が続き、とにかく暑いエンカルナシオン市。

夏休み時期にあたる1月~2月には、毎年カーニバルが開催されます。

カーニバルは主に土曜の夜21時~深夜3時頃まで、10以上のチームが次々と踊りながら、会場を練り歩きます。

子供がたくさん出場するチームもあります(深夜でも子供たちは元気に踊っています)。

お客さんは、出場チームを見るのはもちろんですが、観客席で一緒に踊ったり、お酒を飲んだり、泡のスプレーをかけ合ったりと、会場全体が陽気なムード満点で、会場にいるだけで楽しくなります。

写真はカーニバルの様子。

カーニバル以外にもほぼ毎年、夏になると話題になることがあります。

それはデング熱。

昨年はそれほど蔓延しなかったようですが、今年は私の家の近所でもデング熱が流行ってしまい、夏休みを利用してホームステイ先に滞在している親戚の子供までデング熱にかかってしまいました。

どこまで本当かわかりませんが、デング熱の予防にはパパイヤの葉で作ったお茶を飲むのが良いということで、ホームステイ先の家族が早速作ってくれました。

写真はパパイヤの葉とそのお茶

とても、とても、とても苦い。

しかしながら、デング熱の予防のため頑張って飲み干しました。

今年、デング熱が流行っている要因として、1月に雨が続いたことが大きいのではないかと思います。1月の雨で、カーニバルも3回中1回しか開催されませんでした。そして、2月中旬も1週間程また雨が続く天気予報が出ています。

デング熱の予防のため、蚊に刺されないようにしたいところではありますが、家の庭に出た瞬間、必ず刺され、外を歩くと汗で蚊よけもすぐに流れ落ちてしまうため、なかなか対策が難しいところもあります。私の家の周辺では、殺虫剤が撒かれ、警察が家の庭などに水たまりがないかを強制的に確認しにくるという話も出ています。

まだまだ2月もエンカルナシオン市内ではたくさんのイベントが予定されており、人が集まることが予想されます。

帰国まであと2か月弱。エンカルナシオンの生活を楽しみつつも、最後まで体調を崩すことなく帰りたいと思います!

※FOPROLEIプロジェクトの活動の様子は以下のURLからもご覧いただけます。
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