2018/02/16 Fri
生活
パラグアイは隠れた釣りの名所(担当:惠木)
![](https://world-diary.jica.go.jp/obipara/%E3%81%A4%EF%BC%91.jpg)
![](https://world-diary.jica.go.jp/obipara/%E3%81%A4%EF%BC%91.jpg)
写真1(釣り場)
こんにちは。ヘネラル・アルティーガスで活動している惠木です。
写真1はパラナという川です。対岸はアルゼンチンです。
アルティーガスから車で2時間ほどのAyolasという地域で巨大な水力発電所,Yacyretáダムの付近にあります。ここは自然保護地域になっているため,釣りをするには登録が必要です。
登録料は一回50,000Gs(1,000円程度)です。また、厳しい規定があり,持ち帰ることができる魚は種類別にサイズが決まっています。規定サイズより小さいものを持ち帰ると罰金を取られます。聞くところによると1万円~3万円程度だそうです。これは,パラグアイでの1~2か月分の生活費に相当します。規定サイズを守り,楽しく釣りをしましょう。
![](https://world-diary.jica.go.jp/obipara/%E3%81%A4%EF%BC%92.jpg)
![](https://world-diary.jica.go.jp/obipara/%E3%81%A4%EF%BC%92.jpg)
写真2(川サーモン釣ったどー!)
Ayolasではたくさんの魚が釣れます。今回釣ったのは川サーモンです。刺身にしても焼いても美味しい優秀な魚です。エサはトウモロコシの発酵させたものかミミズを使います。
お世話になっているピラポに住んでいる日系の方と行った日は、大漁で各自5匹程度の釣果がありました。しかしながら,狙っていたボガと呼ばれるコイ科の魚は釣れなかったので,再挑戦を誓いこの日は帰宅しました。今は大豆の収穫で忙しいらしく,この日以来一緒に行けていません。帰国までにもう1回は行きたいです。
![](https://world-diary.jica.go.jp/obipara/%E3%81%A4%EF%BC%93.jpg)
![](https://world-diary.jica.go.jp/obipara/%E3%81%A4%EF%BC%93.jpg)
写真3(カウンターパートの子どもと共に)
次はアルティーガス市内の釣り場です。市内なので,暇になると出かけています。今回はカウンターパートとその息子と一緒に行きました。ここではナマズ科の魚やドジョウのような魚が釣れます。エサは肉と釣り上げた魚を刻んだものを使います。雨が降った2日後ぐらいがよく釣れるそうで,この日は多くの人が釣りをしていました。
釣り竿はサトウキビや竹を切り,先に糸を付けるという簡易なものを使っています。スペイン語で釣り竿はCaña de pescar (cañaは「茎」という意味で,de pescarは「釣りの」という意味です)といい,文字通りの道具となっています。残念ながら,この日の釣果はカウンターパートを含めて2匹のみでした。週末に再度行き今度こそはたくさん釣ります。
帰国の日が近づき,ムービングセールで身の周りの品を整理し始めました。午後になるといろんな人が部屋に来て,どんどん買ってくれます。今のところ300,000GS(6,000円)程度のものが売れました。不要品はまだまだあるので,どこまでの金額になるか楽しみです。
最後の一瞬まで楽しみながら,やり残しがないように活動していきます。
※FOPROLEIプロジェクトの活動の様子は以下のURLからもご覧いただけます。
https://www.facebook.com/FOPROLEI/?fref=ts
SHARE