JICA海外協力隊の世界日記

牛vaca日誌 in PARAGUAY

パラグアイと和食(担当:千葉)

こんにちは。

サンペドロデルパラナ市派遣の千葉です。

任期も残り1カ月となり、帰国に向けてぼちぼち準備を始めています。

最近の隊員同士の話題といえば、「帰国後の進路」と「帰国後まず何を食べたいか」ということ。

私は断然コンビニのスイーツです。笑

意外にもそれほど和食欲はありません。

というのも、ご存じの通りパラグアイは日系移住地が多く、有り難いことに日本食レストランも沢山あります。

安くはないですが、内陸国のパラグアイでお刺身も食べられます。

(写真はイクラ、鰻、サーモンの丼。約2,000円)

もちろん日本食材もある程度のものは購入でき、ホームステイ先の家族にご馳走したりすることも。

先日はなんと、パラグアイ人の友人たちに巻き寿司パーティーに招待されました!

一応事前に日系の知り合いに寿司の作り方を教えてもらったようなのですが…

彼らが準備したのはのり、ワサビ、醤油、酢、日本米。

「お米に対して酢と砂糖をこの割合で…」と自慢げに話す友人に

「肝心の具がないじゃないか」と突っ込むと、冷蔵庫から出てきたのは“牛肉”でした。さすがパラグアイ。

結局、醤油とニンニクでいためた牛肉と、パプリカ、玉ねぎ、さらに日系移住地で購入した福神漬けを巻くことに。

酢飯も具も欲張った友人は上手く巻けずに苦戦しましたが、最終的には要領をつかんで無事パラグアイ風巻き寿司完成!!

パラグアイ人にも好評で、皆で美味しくいただきました。

丁度日本では節分の時期ということもあり、恵方巻と豆まきの話をしたのですが

「日本では恵方を向いて無言で食べて、さらに鬼に向かって大豆を投げる」なんて説明をしたら、「恵方はどうやって決めるんだ」「鬼ってなんだ」と質問攻めに…

こうやってパラグアイ人に質問されることは日常茶飯事なのですが、スペイン語云々問題のではなく、そもそも知らなくて答えられないことは多々あります。

日本にいた時は気にもしなかった習慣や文化も、調べると奥が深く、日本っていいなぁと感じることが増えました。

次は私が日本のお蕎麦をご馳走する約束をしているので、今のうちに予習をして質問対策をしたいと思います!

※FOPROLEIプロジェクトの活動の様子は以下のURLからもご覧いただけます。
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