JICA海外協力隊の世界日記

牛vaca日誌 in PARAGUAY

サッカーの試合。

こんにちは。

先日、カウンターパートが所属しているサッカーチームのトーナメント決勝戦を観戦してきました。

南米と聞いて思い浮かぶスポーツといえば、サッカーだと思います。

アルゼンチンやブラジルといった強国に挟まれたパラグアイでも、サッカーは国民的スポーツです。

市内には“スポルティーボ”、“カピタン”という二大チームがあります。

この2チームが毎年決勝戦を争っているそうで、今年の決勝戦もこの2チームによるものでした。

私のカウンターパートは“スポルティーボ”に所属しており、今年勝てばなんと4連覇!

前々から一度試合を観に行きたいと思っていたのですが、

なかなかその機会に恵まれず、

最後の最後に、ようやく決勝戦を観に行くことができました。

田舎のチーム試合でもきちんと入場料(20,000グアラニー、約400円)はかかります。

試合開始前には花火(音だけのもの)がけたたましく鳴り響き、

会場内のボルテージはマックスに!

試合中にはここでは書けないような汚い言葉も飛び交っていました。

会場には警察も配置され、万が一に備えます。

ちなみに、試合中に一度乱闘騒ぎがあり、当事者が連れていかれていました。

前半戦は0-0のまま終了。

後半に入り、スポルティーボは先制点を入れたものも、すぐに追いつかれ、

お互い点数が入らないまま試合は進んでいきました。

しかし、試合終了間近にスポルティーボがもう1点を追加!

そのまま試合終了のホイッスルが鳴り、2-1でスポルティーボの勝利!

っということで、カウンターパートのチームの4連覇です。

みんなで喜び、写真を撮って、これで終わりかと思いきや・・・

まだまだ続きがありました。

凱旋パレードです!

選手を乗せたトラックを先頭に、

サポーターが乗った何十台ものバイク、何十台もの車が連なり、

片側車線だけではなく、反対車線もお構いなく侵入、

爆音で流されるチームソング、クラクション、花火の音・・・

ものすごい騒音でした。

少しの距離でもバイクに乗って出かける私のカウンターパート(ちなみに最初の写真の10番)。

本当にサッカーができるのか、少々疑っていましたが、

試合にフルで出場していたし、キャプテンマークを付けてみんなに指示を出していたりと、

いつもと違うカウンターパートの一面を見ることができたひと時でした。

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