JICA海外協力隊の世界日記

ベトうし日記

2年間の振り返り その②

協力隊には活動の進め方の指針のようなものがあります。

最初の3ヶ月は生活に慣れ、現状を把握する期間。私の場合は良くも悪くも多くの点で予想を裏切られ、文化や考え方の違いが畜産や獣医学の分野でも多く、発見と戸惑いの連続でした。

そして3ヶ月を経た頃に、最初のJICAへの報告書を書き、入国半年後までに2年間の活動の計画を立て、報告しました。

その後は半年ごとに報告書を作成し、それまでの活動の反省と計画の見直しを行いました。

入国して1年となる9月に配属先とJICA事務所で中間報告会を行いました。

この時点で活動内容やその後の計画は、応募時に見た要請の内容や入国後に自身で立てた活動計画からは変更が加えられていました。

前半の1年間はベトナム語の習得と同僚達との意思疎通に苦労し、ベトナム人の性格や習慣に戸惑い、人間関係の距離感に悩み、理解ない同僚に冷たくされ、理解ある同僚に助けられた1年でした。活動においては明確な成果が得られず、今思えば同僚たちに少なからず影響を与えていたようですが、当時は自分のやっていることに関して自信がありませんでした。

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