JICA海外協力隊の世界日記

ベトうし日記

帰国後④

 帰国して早五ヶ月。久々の冬から春への移り変わりを味わっています。

 さて、協力隊の派遣目的に“ボランティア経験の社会還元”というものがあります。任期終了後もOV(old volunteer)として奉仕せよという事です。今回紹介する“出前講座”もその一つ。これは学校などに行き協力隊での経験を話してくるというものです。ということで先日、私の拙い話が少しでも役に立てばと、我が母校、東北学院中学校にお邪魔してまいりました。

 相手は中学三年生164人。どんな話をしようかな、どの写真を出そうかなとあれこれ迷いながらスライドを完成させ、本番はしゃべり続けること50分。本旨は“多様性理解と自己理解”。熱心にスクリーンを見、話を聞いてくれる生徒たち。予想以上のリアクション。睡眠学習は私の見間違えだし、おしゃべりは私の空耳でしょう。

 後日いただいた感想文の中には誤解や間違った印象を与えてしまったかなと思われるものがあり、伝えることの難しさを改めて感じました。しかし、用紙いっぱいに書かれたもの、自身の経験と重ねながら書かれたもの、新たな気付きが書かれたものなど、予想外のありがたい感想をいただき、行ってよかったなぁと心から思いました。

 貴重な機会をくださったJICA東北と東北学院中学校の皆さん、時間を作って聞きに来てくれた中1の時の担任の先生、そして期末テスト前の忙しい時期にしっかり聞いて、感想文を書いてくれた生徒の皆さんに感謝です☆

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