JICA海外協力隊の世界日記

そうだ ガーナ、行こう。

はじめまして!と「アフリカ」について。

Antere(こんにちは)!

西アフリカ・ガーナ北部に派遣されております、

2018年度4次隊の、大栗 彩(おおぐり あや)と申します。

今年4月に赴任し、早いもので3か月が経過しました。

これから2年間、このブログを通して活動や日々の生活、ガーナの魅力を皆さんにお伝えしていきたいと思います。今後協力隊の参加を考えている方、アフリカに興味のある方にとって、このブログが少しでも参考になれば幸いです。お付き合いのほど、宜しくお願い致します!

■写真1:任地ワ市内にあるアフマディヤモスク。

まずは自己紹介と任地、活動内容から。

出身は神奈川県横浜市。協力隊員になる前は、ベアリングメーカーで人事や企画系の仕事を担当しておりました。任地のアッパーウエスト州ワ市は首都アクラから北西におよそ700km離れたアッパーウエスト州の州都。日本でいう地方都市に近いイメージです。公用語は英語で、その他ワレ語とダガーレ語が話されています。ガーナ国民全体の70%はキリスト教徒ですが、ここ北部ではイスラム教徒の割合が多く、数多くのモスクが点在します。赴任して3ヵ月、毎朝4時にモスクから響くコーランで目覚めます。

配属先は、北部の地域開発や住民の生活改善に取り組む「プロネット・ノース」という現地のNGOで、主にプロジェクトの情報管理とウェブサイトやSNSを通した情報の外部発信を支援しています。

■写真2:配属先オフィスの前でスタッフと。

さて、タイトルに記載のとおり、初回はガーナを飛び出し「アフリカ」について少しお話させていただきます。

最後の巨大経済市場として、近年世界中の注目を集めるアフリカ。

来月横浜で開催されるアフリカ開発会議“TICAD”によりますます注目が集まっています。

よく「アフリカ」とひとくくりに捉えられがちですが、その大きさはユーラシア大陸についで2番目に大きく(ヨーロッパ全土が3つ入るほどの大きさ)、計55か国もの国々から構成されます。

また人類発祥の地として、世界でもっとも多様な民族を抱える背景から、これまで民族紛争が絶えず起こっていました。

この“大きさ”と“多様さ”がアフリカのポテンシャルである一方、発展が遅れた原因でもありました。

近年治安が安定したことで、アフリカ諸国では急速な都市化が進んでいますが、同時に貧富の格差も拡大しています。ここガーナでも、南部と北部の経済格差は著しく、任地の北部では、これまで国際機関やNGOの支援のもと、多くの開発が進められてきました。

ガーナは現在、低所得国から中所得国への過渡期にあります。

今後更なる経済発展のため、JICAは様々な分野で協力を行っています。

次回はそんなガーナの今と配属先の活動に焦点をあててお話させていただきます!

大栗 彩

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