2018/06/25 Mon
人 文化 自然 観光
チュンプ・ニ ツアー♪


クズ・ザンポーラ♪ 世界中の皆さんこんにちは♪
今回は先日に訪れた活動任地となるパロ県の「チュンプ・ニ」と言う場所のお寺に同じ協力隊員とその同僚仲間と行った際のお話しです♪
ただそもそも、何故。今回、ブータンでは雨季でも有るタイミングで上の写真の様なトコに行ったのかと言うと、当日が「グル・リンポチェの誕生日」と言う祝日な事も有り、そのグル・リンポチェのゆかりの有るお寺が山奥にあるので行って来ました♪
このグル・リンポチェとは別名をパドマサンバヴァと言われて、8世紀後半頃にブータンを含めたチベット一帯に密教を伝えた存在とされており、ブータンの仏教では仏陀やシャブドゥン(ブータンを最初に統治した僧侶)と共に祀られるとても大切な存在になります‼
そんな大切なグル・リンポチェが辿ったとされる道を歩きながら、彼が瞑想していたとされる修道所(お寺)を訪問する為に今回、チュンプ・ニと言うトコをツアーする事になりました♪
ブータンならではの祈祷旗(ルンタ)でもある5色旗が至るトコに飾られていて、単に綺麗な渓流地と言うだけではない神聖な場所の様にも感じられます。
また、所々でそのグル・リンポチェのゆかりのモノや場所も有り、それを一つひとつブータンの方が説明してくれました♪
これはそのグル・リンポチェが額を付けたとされる岩でその部分だけが綺麗にくぼみ、周りに有る苔が無い形で、ここに同じ様に額を付ける事で御利益が有るとされるそうです♪頭が良くなるとも言われました♪
雨季とは言え、ブータンにはハッキリとした乾季も有る為、ココまでシッカリとした苔も珍しく、苔を見ていて同時に日本を思い出しました♪
鬱蒼と生い茂る密林ですが、ヒマラヤスギも有れば、シダ植物やツル性の植物、熱帯系の植物も見られたりでとてもユニークな植生になっていました。
さらに、お寺の手前のコース上に落差15m以上は有りそうな大きな滝が有り、写真を見るだけでも水飛沫の音が伝わりそうなくらいです‼
そして、ブータンで滝を見たらお決まりのポーズ♪


こちらの祠に石が積み上げられた場所はお寺の手前に有った瞑想所でグル・リンポチェもこの場所で瞑想をしていただそうです。
同行していたブータンの方もシッカリとココでお参りをしていました♪
登り始めて4時間程で目的のお寺に到着♪お寺内の写真はブータンでは撮影が禁止されているので、有りませんが雰囲気だけでも♪
これは少しそのお寺より高いトコから撮った写真ですが、写真でも判る様に山の中に有るお寺で山の民とも言われるのが判ります!
ただ、写真は無いのですが、このお寺にはグル・リンポチェの像が「浮いている」とされている事で有名で、この時はその浮いているトコが確認できる御開帳日でも有りました♪
確かに、足の部分が5㎜程浮いてるのが判りました♪どんな構造になってるんですかね?
こちらはブータンのお守りとされる「スンケ」と言うモノです。日本のお守りの様に値段は高くは無く、シンプルなモノはただの紐だけで、この紐に僧侶による祈祷が込められており、最低でも3日間は付けると良いと言われました♪


そして、皆でお参りを済ませて、登山途中で伝統衣装に着替えていたのも皆さん元の登山の格好に着替え直して、お寺が見えなくなった所で皆で揃ってランチ♪
やはり、彼等の用意するゴハンはとても辛いですが、それもシェアしながら食べ、山を登るのに汗をかいており、少し雨で冷える体には丁度良い味付けでした♪
最後に、朝6時からのスタートだったので、4時半に起きて作った即席のお弁当でしたが、日本の海苔を巻いたおにぎりをシェアしましたが、好印象だったのが意外‼(経験上、海外の人は海苔の黒色に抵抗が有るので、少し驚きでした‼)
登り始めて、途中お参りをしながら、降りてくる迄で9時間程の流れでしたが、小雨が降る中でも良い景色も楽しめて、怪我無く戻って来れたのは良かったです♪
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