JICA海外協力隊の世界日記

デリー下町生活

インドに来て3か月が過ぎました!

ナマステ!こんにちは。海外協力隊の2023年度1次隊員として日本語教育でインドに派遣された大野と言います。これから、インドでの活動や生活などの様子をレポートしていきます。よろしくお願いします。

さて、最初は自分のことについて書こうと思います。

私は新潟県でずっと教員をしていました。中学校で社会科を教えていましたが、聾学校や盲学校、障害の重い子たちの学校でも働きました。大学生のころから海外を旅するのが好きで、いつか海外で生活してみたいと思っていました。教員になって日本人学校にも何回か応募しましたが、全滅でした。

50代後半からは親の介護をすることになり、海外生活はあきらめていました。ところが、父が昨年グループホームに入ることになり、まてよと思って調べてみたら国際交流基金の日本語パートナーズと海外協力隊に応募できることが判明。二つとも応募しました。

結局、日本語パートナーズは1次の書類選考で落ち、海外協力隊には運よく合格しました。

私はタイとインドが好きなのですが、タイは海外協力隊の日本語教育の事案が年齢制限(45歳以下)に引っかかってダメだったので、第1希望から第3希望までインドで応募しました。最後のチャンスだと思ったので、2次面接(オンライン)では、第3希望までに当てはまらなくてもいいからインドに行かせてくださいとお願いしました。それが功を奏したのかどうか分かりませんが、第1希望で合格となりました。

私はインドを5回旅したことがあります。また、インド料理やインド映画、伝統音楽、舞踊が大好きで、新潟で機会を見つけてはインドの文化を楽しんでいました。なので、今、デリーで暮らしていて、いろんな料理を食べに行ったり、映画や伝統舞踊を観たりできるので、毎日がとても楽しいです。また、旅した時には分からなかったことに気づいたりすることもあります。その辺を分かりやすくレポートできたらいいなと思っています。

日本語教育については、自分で勉強して日本語教育能力検定試験に合格して、ボランティアでインド人やアメリカ人を教えていました。なので、日本語教育の経験と専門性は決して高くないと自分では思っています。

私が活動するのは、デリー郊外の私立学校です。低中所得層の家庭の子どもたちが通う学校で、幼稚園クラスから高1まで全部で530人くらいの生徒がいます。私は幼稚園クラスから中2までの全クラスの授業を担当しています。学校に行くと、授業がびっしり入っていて、私の部屋によく子どもたちが来るのでなかなか忙しいです。休みは日曜日だけなので、市内を観光したり美味しいものを食べに行ったりしています。

また、休みが3日続くときなどは、旅行に出かけようと思っています。インドは広大で多様性に満ち溢れた国です。行きたいところはたくさんあるので、その辺もレポートしたいと思います。

どのくらい書けるか分かりませんが、まあマイペースでやっていきたいと思います。よろしくお願いします。下の写真は、学校の前で昼寝をするアイス屋のおじいさん。絶妙なバランス、このおじいさん、大好き!

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