JICA海外協力隊の世界日記

赤い土に暮らして

モザンビークからこんにちは

アフリカ・モザンビークの初等教員養成校でPCインストラクターとして活動しています。
愛知生まれの岡山育ち。山に囲まれた田舎で4人兄弟の3番目としてすくすく育ちました。大学は京都へ、就職は田舎が恋しくなり岡山へ。就職して3年ほどするとまた外に出たくなり青年海外協力隊。大学時代にバングラデシュで出会った協力隊の方に憧れて、ぼんやりと考えてた協力隊への参加。2016年7月にモザンビークの地に足を踏み入れて早6か月、少しづつ信頼や尊敬できる人に出会え、活動を楽しいと思い始めた時期です。

まずは私の配属先の紹介から。
Instituto de Formação de Professores de Namaacha というナマアシャ初等教員養成校(IFP de Namaacha)は、首都のマプトから西へ車で1時間半ほどのところにあります。ここでは10年間の基礎教育を修了した17歳~28歳の生徒が、小学校の先生になるために勉強しています。
ある文献によると、5年間の前期初等教育における『生徒対教員比は2006年の最高値 76:1 に比べると、2009年には 69:1 に多少減っているものの、従来変化はあまりなく、むしろ近年の児童数の急増に教員数・教室数が追いついていない』ということで、モザンビークは教員養成が急務。
授業は7時~18時半まで行われているが、寮で生活する9割の生徒は、洗濯・掃除・水汲み・ご飯の準備などをしなければならず、授業の合間も忙しそうに過ごしている。

1月は入学希望者の選考期間。来月には試験を突破した生徒と授業をはじめる。短い期間の中で、将来教員として必要なパソコンスキルをどこまで教えられるか。自分自身、課題はたくさんだけど第一に楽しんで!生徒と同僚とより良い教育を目指したい。

それでは、Até a proxima.

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