JICA海外協力隊の世界日記

赤い土に暮らして

マウスがなくなった

パソコン室は可能な限り開放している。授業で習うよりも、各自が使いたいように使ったほうが身に付くのは早い、また使う中で疑問や活用法を知りたいという気持ちが芽生えることが大事だと考える。だからYoutubeやFacebookをするだけでも、コンピューターを使う機会も持つことが大事だから、教室は開放していた。

その際、生徒だけにはせず常に誰かしら職員がいるようにはしていた。だがある日、教室を閉めようと思ったらマウスが1つなくなっていた。
疑いたくはないが生徒が盗んだのだろう。
同席する教員は常に目を光らせているわけではない。自分の仕事をしながら、ただ教室に居合わせているだけ。入退室管理や持ち物チェックなどしていないから、誰がいつ頃持って行ったのか分からない。

朝礼で呼びかけたり、張り紙をしたが、あれから1週間。マウスは戻ってこない。
2月から新年度が始まり7ヶ月なにも問題がなかったため気が緩んでいた。管理が甘かったと言わざるを得ない。大多数の生徒には申し訳ないが、盗難がおこって以来パソコン室は開放していない。授業で使用するだけだ。
でもこのまま閉じているのも良くはない。生徒がパソコンと触れる機会を奪ってはいけない。あと2週間ほど待ってもマウスが戻ってこなかったら、パソコン室の利用・管理方法を明確にした上で、教室の開放を再開したいと考えている。

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