JICA海外協力隊の世界日記

赤い土に暮らして

ニワトリをたべる

ニワトリを”たべる”ということは、ニワトリを”殺す”ということ。
これまでは、その場に居合わせるのを避けていたけど、開校記念日パーティーの準備で生徒にまじってニワトリの調理を手伝ってみた。ニワトリをつかむことも怖くてできない、解体なんて今までしたことがないと言うと、生徒に笑われる。どうやって日本ではニワトリを食べるのかと聞かれる。ここではニワトリのさばき方を知っているのが当たり前。

①首を切って殺す
②ぬるま湯につけて、毛を剥ぐ
まちがいなく新鮮なので、お肉は弾力性がありプリプリ。毛を剥ぎながらまだ温かいニワトリの体温も感じることが出来る。お湯は血が混じって、とても臭かった。

③部位ごとに解体と内蔵の処理
まるまるニワトリを解体するのだから、内臓なども勿論出てくる。心臓や肝臓(レバー)も取り出して、油で調理してまかないとして食べてた。

④香辛料をまぶして臭みとり
料理によって様々だけど、ニンニクをベースに臭みとりをすることが多い。この日はニンニク、パセリ、塩を一緒にする潰し、そこにお酢を加えたものを、まんべんなく各部位につけた。

日陰で調理。ニワトリの解体はちょっと臭いがするので、野菜などの下ごしらえは離れたところで。

日本では解体済みの部位を買うけど、ここでは最初から。この日はニワトリが死ぬところも、血も内臓も糞もみた。でも食べた。美味しかった。”いのちをいただく”を学んだ日。

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