2016/04/11 Mon
活動
花を咲かせよう
「ペットボトルを使ったワークショップをしてほしい」
と、小学校の先生からお話をいただきました。
チャンス到来!!
せっかくならばフィジーで簡単に手に入る材料で、フィジーの先生たちにも「あ、私にもできそう」って思ってもらえるようなワークショップにしたい。
そこで目を付けたのがはぎれ。
フィジーではオーダーメイドでシャツやワンピースを仕立てることが多く、仕立て屋さんからは大量のはぎれがごみとして出ます。
そのはぎれを下絵を描いた布に貼り、「みんなで学校の旗を作ろう!」というワークショップをすることにしました。
布を買い、仕立て屋さんからはぎれをもらい、下絵を描いて、はぎれを細かく切る。
下準備に3時間を費やし、いざ当日。
初めは恐る恐る見ていただけの子どもたちが、「代わって!」って言われても代わりたがらないくらい、夢中で製作に取り組んでくれました。
ココナッツの木や葉を貼り終わったところで、子どもたちに声をかけます。
私:「ここまで楽しんでるー?この旗どう思う?」
子どもたち:「楽しいー!旗、ナイスだと思う!」
私:「でも、ここに花が咲いてたらもっと素敵だと思わない?」
子どもたち:「思う、けど・・・???」
私:「じゃ、次は花を咲かせようー!!」
ペットボトルの中には、底が五角形になっているものがあります。
そこに絵の具を付けてスタンプすると、写真のように、絵筆がなくても簡単に花を描くことができます。
子どもたちはぺたぺたと初めての感覚を楽しみながら、もう空いているところがないくらい、たくさんスタンプしてくれました。
できあがり!
旗ができあがった時の子どもたちの笑顔。
それが一番大きくて鮮やかな、南国に咲く力強い花のようでした。
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