JICA海外協力隊の世界日記

Mini Africa, カメルーンでの生活

ヤウンデの自然環境

Bienvenue !

ようこそ、カメルーン共和国へ。私は、カメルーンの首都、ヤウンデで小学校教育のシニア海外ボランティアとして活動している 大野 文彦 といいます。

これから、私の生活や活動を紹介するブログが始まります。一緒に、カメルーンでの生活を体験しましょう。

さて、Mini Africa という言葉です。カメルーンの地理は、ギニア湾から広がる平均標高90m の海岸平野、平均標高650m の南部カメルーン高地、平均標高1,100m のサバナ地帯が広がるアダマワ高地、それより北部のステップが広がる地域に大まかに分けられます。土地の高低が著しく、かつ海に面している地域とそうでない地域とで湿度に差が生じるため、多くの気候が存在します。ちなみに海岸平野には、世界で最も湿度が高い地域があります。カメルーン山の南西側は、年間降水量が10,000mm を超えます。そのため、アフリカの全ての気候が存在するという意味で、Mini Africa と呼ばれるのです。

首都のヤウンデは、標高 730m。 海には面しておらず、年間平均気温は 23℃前後、年間降水量は1,500mm 程度です。住んでみて実感した気候の感覚は、「日本の夏の方が、うんと暑い!」ということです。ヤウンデは、暑いといっても30℃前後で、日本の夏の方がはるかに気温が高いのです。しかも、日本は周りが海に囲まれ、多湿。朝、起きた時点で汗ぐっしょり・・・。という経験をされた方も多いのではないでしょうか。ヤウンデは、日本より湿度が格段に低いと感じます。運動でもしていなければ、汗ぐっしょりには、なりません。

ヤウンデは、約150万人が暮らす首都ですが、緑は比較的残されているように感じます。日本のように、大きな木が生えている公園がたくさんある、というわけではありませんが、街中でも緑を見かけます。中には、果物のなる木が多くあり、ヤシ、カカオ、パパイヤ、アボカド、マンゴー、バナナなどの木は、道の脇などに、普通に見られます。特にヤシやアボカドの木は、とても大きくなり、30m くらいに達します。一年中、何かしらの果物がなっています。

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