JICA海外協力隊の世界日記

Mini Africa, カメルーンでの生活

ヤウンデの食事 2

さて、昼食の話題です。昼食時分になると、頭に大きなお皿を乗せて歩いている人が増えてきます。実は、このお皿の上には、昼食が乗っているのです。何が乗っているかというと、例えば蒸した芋やとうもろこし、かまぼこ、ピーナッツといったものです。どれもすぐに食べられるように、蒸した芋なら皮をむいて、とうもろこしなら外皮を取ってビニールに包んでくれます。値段は100FCFA程度です。

2枚目の写真は、手前が蒸したマニョックです。英語名はキャッサバ。地理で習ったことありますよね?もともとカメルーンの主食は、このマニョックが多かったそうですが、文明化の波が押し寄せ、簡単に食べられて食味もよい、パンや米飯が人気を拡大していったそうです。このマニョックは、イモを切って大きな葉にくるみ、蒸してあります。味付けはされていないので、本当に素朴な芋の味です。

そして、奥に見えるのが、「かまぼこ」です。これは、すり身にした魚を葉にくるみ、蒸したものです。こちらで、「ピマン」と呼ばれるハバネロを混ぜてあるので、ピリ辛です。でも、とてもおいしいです。マニョックは50FCFA、かまぼこは100FCFAでした。

3枚目の写真には、おいしそうなおもちが写っているでしょう?実はこれ、先程の芋、マニョックなんです。マニョックを乾燥粉にして、保存がきくようにしたものが市場で売られています。それを水で練り戻すと、なんとこんな弾力のある美しい食べ物に変身するのです。名前は「クスクス」。カメルーンで言うクスクスと、他国で言うクスクスはちがうもののようです。弾力性は、こんにゃくのそれとよく似ています。そしてこれを、右側にあるソースにつけながら食べます。今回のソースは、ピスタチオのソース。少し粘りがあって、スパイスが効いていました。これは、地元の簡単なレストランで、500FCFAでした。他にも、ピーナッツのソースやオクラのソースがあります。どれもそれぞれおいしいです。

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