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Made in Samoa 飲料!

 今回のテーマは、【食~サモアの飲み物~】についてご紹介します。

 サモアに来ると青い海でちょっと飲みたくなるのがビールです。

 サモアにはいくつかサモアで生産されているビールがあります。その中でも一番有名なビールはバイリマ(vailima)です。Vaiは水、Limaは手という意味です。サモアの歴史のお話しですが、ドイツがサモアを有領していた時代があります。その時期にドイツ人がビールを作ったそうです。バイリマの原料ですが、小麦、砂糖はオーストラリアから、ホップはドイツから輸入され、さらに美味しいいサモアの水で生産されているそうです。バイリマには、ラガー・ピュア・エクスポート・ナチュルの4種類の味があります。私は苦みのあるラガーが好きです。ピュアはさっぱり味、エクスポートはアルコール度数が高いので、早く酔いたい人にはお勧めですが、味は???個人的にはあまり好きではありません。ナチュルは現在生産されていないようで、飲んだことがありません。幻のバイリマです。任期中に飲めたらよいのですが。

 また、サモアに旅行していたドイツ人の方がバイリマを飲んで言いました。「ドイツビールに似ていて美味しい!!」つまりビールにうるさいドイツ人も認める美味しさなのです。サモアのビールの相場は、大瓶はおよそ300円、小瓶は180円です。

 おまけですが、バイリマのロゴはおしゃれなので、ロゴ入りTシャツもお土産にお勧めですよ。私も家族や友人にプレゼントしましたし、私もバイリマのシャツを持っています。

 さて、その次に有名なのがタウラ(TAULA)です。TAURAイカリという意味です。こちらはサモア人いわく、バイリマに比べて新しいビールだそうです。こちらも、オリジナルとストロングがあります。オリジナルはさっぱり味で、個人的にはもう少し味にパンチが欲しいです。ストロングはアルコール度数が高いので、こちらも早く酔いたい人にお勧めですが味はかなり落ちます。

 個人的には、マヌタギ(Manutagi)も好きです。こちらはデザインにもあるサモアの鳥の名前です。おそらく、女性が苦手な苦みを抑えた爽やかなフルーティな味です。

 最後にサマ(sama)があります。こちらのビールのみ透明な瓶に入っていてオシャレです。味もさっぱりしています。

 全てのビールは瓶ビールで、缶ビールがありません。空き瓶は、メーカーを指定されることもありますが、サモアの商店に持っていくとリサイクル代としてお金が戻ってきます。

 サモアでお酒を飲む際には気を付けなければならないことがあります。村によってお酒を禁じでいたり、宗教上の理由で飲めない方もいますので、その点は配慮が必要です。どこでもビ-ルが飲める訳では無いことも知っておく必要があります。

 続いてビールの飲めない方にサモア産の炭酸系ジュースをご紹介します。タクシー(TAXI)です。赤:ラズベリー味、ブルー:ハワイアンブルー?味などちょっとグロテスクでこれは嫌だと思う人もご安心ください。透明:ライム?レモン?味があります。

 常夏サモアの空と海に似合う飲み物を持って、ビーチに出かけませんか?きっと何もせず何時間もボッーっと海を眺めていられますよ。

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