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サモアらしい朝食

 今回のテーマは、【食~サモアらしい朝食~】についてご紹介します。サモア人は、いったいどんな朝食を食べているのでしょうか?代表的なサモアらしい朝食がくつかあります。

 まずは、プレートの一番上にある黄色いスープは、「スポエシ」と言います。サモア語でスープは「スポ」、パパイヤを「エシ」と言います。パパイヤを潰し、ココナッツミルク、デンプンと一緒に煮込んだ甘いスープです。

 右側に3つある丸い食べ物は、「パ二ケケ」と言います。サモア語でパンは「パ二」、ケーキを「ケケ」と言います。パ二ケケは小麦粉、砂糖を混ぜて、丸めて油で揚げる揚げパンですね。バナナが入っているタイプもあり、バナナが入ると砂糖は減らすことができるとサモア人は言います。私は、プレーンタイプよりバナナ入りが好きです。サモア人は平均3個以上食べますが、私は2個食べれば十分です。さらに、パ二ケケは朝、マーケットに行けば購入できますし、1個50円くらいで安いので、サモア人も一気に10個ぐらい購入して、みんなとシェアして食べています。

 チーズとハム、ツナなどを食パンにサンドしてホットサンドメーカーで焼いたものを「ファラギソーサ」と言います。こちらもサモア人はよく食べていますね。

 クラッカーにたっぷりのマーガリンを塗ってクラッカーでサンドしているのは「マシ」です。サモア語でビスケットやクッキーは「マシ」と言います。

 右下にある大きなクッキーみたいなものは、「ケケサイナ」と言います。サモア語で中国を「サイナ」と言います。つまり、中国のケーキと言う意味ですね。

 コップに入っている飲み物は、サモア人が大好きな「ココサモア」です。サモア産カカオに大量の砂糖を入れた甘い飲み物です。味はココアに似ています。

 左にある茶色のスープは「ココアライサ」です。サモア語でお米を「アライサ」と言います。先ほど登場したココサモアにココナッツミルクとご飯を入れて炊きます。日本で言うおかゆで、味はお汁粉を想像してもらうと良いかと思います。甘いご飯にはじめは衝撃を受けましたが、今は食べられます。必ず私達のような外国人がサモア人の家に行くと、お母さんはココアライサを朝食に出してくれますよ。

 サモアらしい朝ごはんはいかがでしたか?是非、サモアに来られた際は、サモアらしい朝ごはんを試してみてくださいね。

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