JICA海外協力隊の世界日記

カリブ海の小国・セントルシアでの防災活動日記

セントルシアの果物

常夏のセントルシアの果物と言えば、マンゴーとバナナでしょう(どちらもアジア原産ですが)。セントルシアでは、あちこちにマンゴーとバナナの木があります。マンゴーは柿のように、たくさん実がつきます。そこら中にたくさん落ちるし、職場や近所の人からもらえるので、買ったことはありません。博識と思われる方に聞いたところ、セントルシアには52種類のマンゴーがあるらしいです(真偽不明)。赤みがかったもの、オレンジ色のもの、緑色のもの、空豆型、長丸型などを見かけるので、5-6種類あるのだろうなと思ってはいましたが。。。店売りになっているのは、その中でも甘い種類らしいです。まぁ、その辺に落ちたものでも、十分おいしいのですが(拾いものの場合、蝋のような樹液に被れる人もいるらしいので、肌が弱い人は注意した方がいいでしょう)。一年中あればいいのですが、初夏の数ヶ月のみ楽しめます。

バナナもそこら中で見かけます。野生化したものが山の中に生えていたりもします。いわゆる果物バナナと加熱食バナナ(プランテン)があって、年中売っています。芋と同じように煮たり焼いたり揚げたりして食されます。プランテンのほか、キャッサバなどの南国の芋っぽい野菜は、見た目よりも重量があり、ちょっと食べただけでお腹が膨れます。写真は、キャッサバで有名?な店のキャッサバベイクです。いろんなフレーバーがありました(1枚で200-300円)。1枚で一食分ある感じで、一度に2枚は入らないですね。。。場所は下記地図のとおりです。

一番「当たり」だと思った果物はワックスアップル(Wax apple)でしょうか(これも東南アジア原産ですが)。表現しがたい味と食感で、強いて言うなら日本の梨に近い品種があるかなといった感じです。庭に植えている人もいます。初夏の頃にスーパーにも並び、安価(5-6個で200円相当)でたくさん入っているので、見つけると嬉しい「絶対に買い」の果物です。

他にはグアバ・アボガド・パパイヤ・スターフルーツ・ドラゴンフルーツ・パイナップル・メロン・スイカ・アプリコットなど、如何にも南国の果物が売りにでます。リンゴ・キーウィ・洋梨・ブドウ・イチゴやブルーベリーなども売られていますが、これらは輸入のため割高で、リンゴと洋梨以外はちょっと手を出せない金額です。日本の何倍なんだろう?というくらいです。

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