JICA海外協力隊の世界日記

大きいブラジルの小さい街から通信

日本舞踊と日本文化紹介ーーツパンNIPPON FEST Part1--

 7月の運動会とならぶ、ツパン文化体育協会のイベント「NIPPON FEST」が9月5日~7日の3日間行われました。祭り会場は、舞台、日系関係のお店や学校の紹介、そして、食べ物の販売と大きく3つのパーツに分かれます。

 今回は、舞台と、日本文化紹介として出店したツパン日本語学校の様子をご報告したいと思います。食べ物販売についてはPart2を乞うご期待ください。

 「日本祭り」会場はツパン市の中心部になる広場で行われます。そこには、常設の舞台があります。そこで3日間にわたり、日本舞踊、カラオケ、太鼓などが披露されます。私も、去年に引き続き、日本舞踊グループのメンバーとして舞台に立たせていただきました。去年は、強風で道具の傘が飛んでしまうハプニングがありましたが、今年は無事に終了しました。

 踊る演目は、日本舞踊といっても日本舞踊によく使われる曲からJ-POPSまで幅広く、戦後にブラジルに移住された1世の先生が振付をしてくださいます。私はツパンに赴任して数か月後から、週一回厳しい!けいこを受けてきました。ブラジルに来てから浴衣を自分で着られるようにもなりました。

 

 次に、日本語学校の文化紹介スペースの紹介です。

 写真上段、左側がツパン日本語学校のスペースです。右側は日本語学校附属ひかる幼稚園のスペースです。

 幼稚園では、園児の作品の掲示と物品販売を行いました。 

 日本語学校では、日本語で使用する「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の説明をした後で、名前をカタカナ(日系人の方は、ひらがなや漢字の場合あり)で書く練習をして、最後に短冊に名前を書いてもらうというミニワークショップを行いました。50音表の説明をした後、文字の練習にうつりますが、最初は絵のように見えていたものが、次第に、文字と認識できるようになる過程を、参加された来場者の方たちは楽しんでいらっしゃいました。

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