JICA海外協力隊の世界日記

大きいブラジルの小さい街から通信

Muito Prazer! 私のこと。Tupãのこと。

はじめまして。ブラジルサンパウロ州Tupã市にあるTupã文化体育協会のTupã日本語学校で日系海外協力隊員として活動している大塚真理子です。職種は日本語教育です。よろしくお願いします。

まずは、私のことをお話します。今回2度目のJICAボランティア参加です。1回目のあの時、今ならこうしたなあと思う思いが募り、今回改めて参加しました。すでに1回目の参加から四半世紀は優に過ぎています。つまり、子育て終了してからのリタイア後参加です。

日本では、日本の学校に通う外国にルーツをもつ子どもたちのサポートをしていました。その時、子どもたちや学校の先生たちからたくさんのことを教えてもらいました。そんな経験もここブラジルで役に立てられたらいいなと思っています。

ブラジルに行くと日本で知人に伝えた時、その返答はふたつのタイプにだいたいわかれました。ひとつは、カーニバルやサッカーなどアクティブなイメージを語るものでした。もうひとつは、治安大丈夫?といった私を心配する言葉でした。でも、もちろん、そのふたつのタイプがブラジルの全てではありません。これから、ブラジルの地方の小さな町で、私が活動や生活を通して感じたことを書いていきたいなと思っています。

先ほどから、任地の名前をTupãとポルトガル語表記にしています。なぜなら、カタカナ表記にするのが悩ましいからです。ツパン?ツッパン?ツッパ?トゥパン?どれも違うような気がします。しかし、便宜上ここではツパンとこれから書くことにします。ちなみに、アクセントは最後のãにきます。この市名は、先住民の言葉で「雷神(Deus do trovão)」または「魂の神(Deus do Espírito)」の意味だと博物館職員のかたから教わりました。

人口は約65,500人(Tupã Estãncia Turístoca :2020数値)、面積は628.51㎢です。東京23区の中に65,500人が住んいる状態です。ただし、市街地はコンパクトにまとまっています。サンパウロ市からは長距離バスで8時間から9時間かかります。

ここの日系人団体であるツパン文化体育協会の日本語学校が私が日々過ごす場所となっています。次回以降、ご紹介していきたいと思っています。今日はこのあたりで。チャオ!

★写真右はサンパウロ州の地図です。青枠はサンパウロ市、赤丸がツパン市です。

私の住むアパートから見える風景です。地平線の見える風景に飽きることはありません。この景色がきれいに見えることが私の健康のバロメーターとなっています。

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