JICA海外協力隊の世界日記

大きいブラジルの小さい街から通信

YAKISOBA -- ツパンNIPPON FESTE Part 2--

 今日は、ツパンNIPPON FEST(日本祭り)の三大出し物のひとつ食べ物販売についてご紹介します。実のところ、NIPPON FESTにはこの食べ物をお目当てに来場される方が一番多いように思います。販売される食べ物の種類は、ブラジルの串焼きエスペチーニョ(牛肉のぶつ切りを焼いたもの数個が焼き鳥風に串刺しされている)や揚げ物スナックのパステル(あげ餃子のようなもの。中身は、チーズ、鶏肉のほぐし身や牛肉のミンチなど)から、日本風食べ物のうどんやお寿司まで、ツパンの日系団体である文化体育協会の各スポーツグループや日本語学校やカラオケサークルが分担して準備、調理、販売まで行います。

 写真は、YAKISOBAが販売されたテントの様子です。

 

 写真は、販売される食べ物のひとつYAKISOBAの準備風景です。FESTの前日夜から野菜切は始まり、FEST期間中も夜の販売にむけて早朝から午後まで野菜切や麺の準備が行われます。写真左がインスタント麺をほぐして焼いているところ。右がYAKISOBAに入れるインゲンを切って乾かしているところです。

ここでその準備の最中の私と日系人に方たちとの会話をご紹介しましょう。

某日系人:「日本で焼きそば見てびっくりしたよ。あれは焼きそばじゃないでしょ。」

私:「いや、ここの焼きそばが焼きそばじゃないでしょ。」

そうなんです。ここの焼きそばはYAKISOBAです。どんなものなのかは次の写真で確認してください。

 

 夜、販売開始です。昼間切った野菜を炒め味付け後あんかけにします。それを、麺の上にかけてできあがり!YAKISOBAはNIPPON FESTの人気商品です。お値段は40レアル。およそ1200円。結構いいお値段ですね。

 日本でもあんかけ焼きそばはありますが、それともまた違うように思います。野菜あんかけ炒めの中身がその違いの決め手かもしれません。インゲン、ブロッコリー、セロリは必需品、なぜか、今回はタケノコまで入れていました。そして、ツパンの特産品のピーナッツも大サービス。やっぱり、私はこれを焼きそばとは思えません(笑)

 9月7日夜11時過ぎ、今年の全てのNIPPON FESTの幕が下りました。

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