JICA海外協力隊の世界日記

まるはば☆morocco

ごあいさつ

みなさま、はじめまして! 

2014年10月から、助産師でモロッコに派遣されている山口 璃瑶(りょう) です。 

モロッコに来て、まだ2か月。

首都ラバトでの現地訓練というものが終わり、今月から自分の任地Sidi Kacem(シディカセム)県の保健省に配属され、ようやく生活がスタートしたばかりです。

私の任地であるSidi Kacem県は、首都ラバトから120km、電車で約1.5時間のところにあります。県の人口は50万人程で小さな町ですが、他の大きな町からの電車のアクセスが良く、生活には不自由のない環境です。

都市部では、電気も水道も不自由のない生活を送ることができ、

私の住んでいる県の中心部からは、このような景色が見えます。

しかし、都市部と村落部の格差は大きく、車で10分も走ると、風景もがらっと変わり、何もない平地が続き、遠くには山脈が広がっています。 馬車やロバもたくさんいて、牛や羊が道路を横断している光景もよく見かけます。 

そして、県内には、病院は一つだけで、都市部に11カ所、村落部に21カ所の保健センターがあります。 モロッコの保健センターでは、診療・検査・薬の処方、分娩も行っています。

今後この保健センターで、保健医療サービスの質の向上を目指して、活動をしていく予定です。

私は、小学生のときに読んだ本をきっかけに、いつか発展途上国で人の命を助けたいというぼんやりとした夢をもちはじめました。

それから、たくさんの人との出会い、多くの方から応援・サポートをうけながら、こうしてようやく夢への一歩を踏み出すことができました。

多くの人からもらったパワーを、

これからモロッコの人々に、日本のみなさんに少しずつお返しできたらと思います!

これからの活動、大変なこともたくさんだとは思いますが、

少しでもたくさん吸収して、成長できるように。

モロッコの人々が、一緒に少しでも多く笑顔で過ごせるように頑張っていきたいと思います。

文章を書いたり、自分の思いを発信するのは得意な方ではないのですが、

国際協力に興味がある人、途上国や海外に興味がある人などに、

少しでも役に立てたり、楽しんでもらえたらと思い、「JICAボランティア世界日記」を書かせていただくことになりました。

つたない文章だとは思いますが、これからどうぞよろしくお願いします!

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