JICA海外協力隊の世界日記

ワールドカップ出場を夢見て~東ティモールサッカー記~

A代表台湾遠征

東ティモール代表監督のファビオ氏(ブラジル人)からの要請を受け、108日から11日まで台湾の高雄市で行われた「AFC ASIAN CUP 2019 QUALIFIERS PLAY-OFF ROUND」の台湾代表戦にアシスタントコーチとして帯同しました。
東ティモールの公用語はテトゥン語とポルトガル語なので監督は選手に対してポルトガル語で指示を出しますが、私はポルトガル語は分からないので監督とは英語でコミュニケーションを取ります。選手の中にもポルトガル語が分からない人もいるので、そこは私が英語からテトゥン語に訳して伝えます。

私の主な役割は選手管理と練習のサポート、試合前日にはマネージャーズミーティングに出席したり、試合当日は試合前のウォーミングアップや試合後のクーリングダウンを行います。

大会は本来ホーム&アウェーで行われますが、なぜか2試合とも台湾で行われました。
結果は2試合とも1-2の敗戦。
点差は僅かですが、試合内容やチームとしての完成度はかなりの差がありました。

今後、その差を縮めていくには選手たちが真剣にサッカーと向き合う必要があると思います。
それはただ単に練習を頑張るということではなく、時間や規律を守るということです。
時間や規律を守れない選手が良いプレーをしたり、監督の指示を聞いてチーム戦術を実行できるわけがありません。
現地人スタッフも含め彼らがそのことを理解して改善していかないことには、いつまで経っても世界との差は縮まらないと思います。
すぐには改善されることではないので辛抱強く伝えていきたいと思いますし、私が普段指導している選手たちには手遅れにならないように普段から指導していきたいと思います。

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