JICA海外協力隊の世界日記

ワールドカップ出場を夢見て~東ティモールサッカー記~

常夏の国でもクリスマス

今週末はいよいよクリスマスですね。
国民の99%以上がキリスト教を信仰している東ティモールでは、イエス・キリスト降誕の日を盛大に祝います。
海辺に巨大なクリスマスツリーとなぜか二人のサンタクロースが登場し盛り上がりを見せていますが、寒いクリスマスをイメージする私たち日本人にとって暑い中でのクリスマスはなかなか実感がわきません。

町中にはクリスマスツリーだけでなく、イエス・キリスト降誕シーンを再現するモニュメントをいたるところで見ることができます。
私の自宅近くにもそのモニュメントがあり、夜になったらライトアップされ、近くを通りかかった人たちはそれを見てその出来事に想いを馳せたり写真撮影をしています。

今日は朝から子どもたちの指導に行くと張り紙がしてあり、「12/21から18日までは祝日とし、グラウンドの開放はしない」と記載されてありました。
私が担当している子どもたちの練習スケジュールは私が決めて良いことになっているので、「12/24から1/8の期間を休みにしよう!1/9から練習再開な!」と話をしていました。
私も含め子どもたちも何も聞かされていないので朝からグラウンドに来て皆で唖然。
同僚のコーチ陣は毎日顔を合わせますが、オフィスで働く人たちは普段ほとんど来ないので完全にコミュニケーション不足。
しょうがないので「また1/9に会おうね!良いクリスマスと新年を迎えてね~!」と挨拶を交わし、少し早めの休暇に入りました。
クリスマスツリーの飾り付けはテキパキとやっていたのに。。。
「その姿勢を普段の仕事にも活かしてほしい」、私のサンタクロースへの願い事が決まりました。

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