JICA海外協力隊の世界日記

わたしのセルビア時間

ズラティボール観光130周年式典開催!

Zdravo!

先週末、819日(土)にズラティボールの観光130周年を祝うJubilee(記念祭)が行なわれました。

1893年819日にAleksandar Obrenović 王がセルビア正教の祝日にズラティボールを訪問し、翌20日から公式的にズラティボールの観光がスタートしたとされています。

それから130年の時がたち、今ではセルビアを代表する山岳リゾートとなりました。

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観光協会ではこの式典に向けて、皆一丸となって準備を進めてきました。

イベント当日は朝から準備におわれ、私も微力ながら、式典の準備のお手伝い。

公式式典は18時にスタート。

観光協会裏手の通りも通行止めにし、レッドカーペットや飾り付けが行われ、入り口には民族衣装に身をまとった男女が歓迎し、Cajetina(自治体)の代表者(市長的な方)、政府関連の方、セルビア政府観光局ディレクター、そしてズラティボール観光協会のディレクターらがお客様をお出迎え。

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thumbnail_IMG_7598.jpg最初に劇場にて、演劇と映像を交えたズラティボールの紹介と組み合わせた上記の3名によるスピーチが行なわれました。そして観光を支えてきた人への授賞式も続いて行なわれました。演劇を交えたプレゼンテーションはなかなかウィットに富み、新鮮でした。

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政治家、大使館、ステークホルダー、メディアなど多くの関係者が集い、その数は300名以上が参加した記念式典。その後はギャラリーにて、この地域についての書籍執筆も多くされている著者によるズラティボールの歴史についてのスピーチが行われました。ギャラリーには古いズラティボールや人々の写真を展示。それらを見た後に、一同、屋外のレセプション会場へ。

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レセプションでは、ケータリングでセルビアのフィンガーフードや優雅な生演奏なども入り、とてもエレガントな時間を演出。屋外会場でも花や、昔の写真を使用したスタンドデコレーションや、フォトスポットなども制作し、Gold Gondolaによるオリジナルカクテルなども提供。ズラティボールらしさを意識した空間造りでした。残念なことに途中で雨に見舞われましたが、記憶に残る130周式典になったのではないかと思います。

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その後、会場は変わり、町中のKraljevo trg (クラリエボ広場)のステージにてRTSシンフォニーオーケストラと合唱団によるコンサートが20:30すぎより行なわれました。最後には盛大な花火も空に打ち上がり、記念日の〆となりました。

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こうやって振り返ってみると本当に観光地としての歴史ある場所なのだと改めて実感。現在、色々と新しい建物や施設が誕生していく中で、これからまた10年後、20年後、どうまた変化していくのか、楽しみです。

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当日の様子をまとめた映像が観光協会のYoutubeで紹介しています。ぜひお時間ある方は覗いてみてください!

130 godina turizma na Zlatiboru

Cao!

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