JICA海外協力隊の世界日記

わたしのセルビア時間

セルビアの山岳リゾートよりCao!

Zdravo!

みなさん、こんにちは。

今年の3月半ばから観光隊員としてセルビア南西部に位置するZlatibor(ズラティボール)という山岳リゾートの観光協会に勤務しています、酒井貴子です。

Zlatibor Tourism Organization

これからみなさんに少しずつ、セルビアでの生活、活動の様子、観光の魅力、そしてセルビアの独自の文化などをご紹介していけたらと思っています。どうぞ、よろしくお願いします!

初回の今回は、まず私のいるセルビア、そしてZlatiborについて。

セルビアはバルカン半島に位置する中欧の国の一つです。首都はベオグラードで、旧ユーゴスラビア時代の中心地でもありました。現在の国土は日本の北海道と同じくらいの小さい国ですが、ハンガリー、クロアチア、ルーマニア、ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロと様々な国と国境を接している内陸国です。

私が現在いるZlatiborは首都ベオグラードから南西に約230km(自家用車で約3時間・公共バスで約4時間弱)のところにある山岳地帯にあり、セルビアを代表するマウンテンリゾートです。Cajetina(チャエティナ)州が管轄であり、標高は約1000m、周辺をなだらかな山に囲まれています。

ZlatiborとはZlatni(golden)Bor(pine)からきており、名前のごとく松の木が多く、綺麗な空気に囲まれた場所です。セルビアの都心部では夏は気温が40度くらいまであがる日もあり、ベオグラードやその他都市等からの避暑地として知られています。

一方冬は大雪。セルビアを代表するスキーリゾートとして、家族連れをはじめ、多くの人が余暇で訪れます。周辺で一番高いTornik(トルニック)山でも1496mで、初心者や子供でも滑りやすい場所です。宿も五つ星クラスのホテルからコテージ、アパートメントタイプ、B&Bなどさまざまな宿泊施設があります。国内デスティネーションとしてセルビア人にはもちろん人気ですが、旧ユーゴスラビアであった隣国含め、海外(欧州、アメリカ、インド、中東、中国等)からの観光客の姿もあります。

2021年1月にはTornikまで街中から続くGold Gondolaがオープンし、9kmを片道25分でいく世界で最長のパノラマゴンドラも街の人気のアトラクションとなっています。その他、街中には人工湖や広場を中心に様々なレストランやお店、市場やアトラクションもありますので、今後またゆっくりご紹介していきます!

(写真は着任してすぐ4月頭頃、観光協会前にて同僚と)

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