JICA海外協力隊の世界日記

わたしのセルビア時間

近郊の観光スポット②

Zdravo!

セルビア西部に位置するズラティボールの近郊スポットについて今回もお伝えします。

第2弾は、ズラティボールから北西に約42km行った、ボスニア・ヘルツェゴビナとの国境に近いMokra Goraエリアについて。Mokra Gora2021年にUNWTO(国連世界観光機関)Best Tourism Villagesの一つに選ばれた観光地です。

UNWTO Best Tourism VillagesのMokra Gora紹介ページ(英語)

人気のアトラクションとしては、Sarganska Osmica(シャルガンスカオスミツァ)、通称Sargan Eight(シャルガンエイト)という、かつてベオグラードからサラエボその後ドブロブニクまで続きアドリア海までを走っていた狭軌鉄道が現在は観光列車として活躍しています。(ちなみに1925年から1974年まで実際に運行していました)

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鉄道体験は、その名の通り8の字を描き、出発地点のMokra Gora駅からVitasi駅までの15.5kmの長さ、22のトンネル(最長1666m)を越えていく片道約40分のルートになります。行きはVitasi駅までノンストップで行き、帰りも同じ道を通るのですが、数カ所ビューポイントで写真撮影する機会があり、1箇所カフェのある駅で休憩。往復で3時間弱となります。

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4月〜10月のハイシーズンは1日2便、ローシーズンは1日1便の運行なので直接電車体験にいく場合は事前に確認してからの訪問をお勧めします。時期によっても違った景観が楽しめるます。また、車両によって席のタイプが異なるので、早めに行って中をチェックし、好きな座席を選ぶことをお勧めします!また、サイドのデッキにも立てるので、夏場は立ちもよいかもしれません。

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この観光列車体験と共にツアーでも訪問するのがMecavnik Drvengrad(メチャブニク/ドゥルヴェングラッド)と呼ばれる宿泊施設も備えた、観光エスノビレッジ。セルビアを代表する映画監督のEmir Kusturica(エミール・クストリッツァ)が、この場所を気に入り、映画「Life is a miracle」を撮影したことをきっかけに作られました。それが現在もそのまま観光施設として残っています。

施設内にはシアタールームや小ギャラリー、カフェレストランやカファナなどがあり、セルビア料理もいただけます!また、西セルビアならではのお土産品なども。

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毎年1月末には、この場所で映画祭Kustendorf film and music festivalが開催され、5日間に渡り映画上映と音楽イベントが行われることでも知られています。残念ながら私は映画祭には今年行けませんでしたが、通常音楽ライブ等は夜なので宿泊が必須となります。

この2箇所を巡る1日ツアーがズラティボールの複数の旅行会社から出ていますので、レンタカーや車がない人は、ズラティボールからツアーでの訪問をお勧めします!

Cao!

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