2018/12/09 Sun
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トンガの結婚式


トンガではとても頻繁にお葬式は行われていますが、なかなか結婚式に行く機会がありませんでした。
先日、病院の看護師さんが結婚するということで、結婚前パーティーと結婚式まで参加させてもらいました。
まずは結婚前パーティーから。
19時に来てね!と言われて行ったものの、そこはトンガタイムです。
準備真っ最中。私も風船膨らますのを手伝いました。
全部がピンクで統一されていて、日本でも結婚式の写真撮影でよく使用している手作りのフォトプロップスまで用意されていました。
準備は完了するも待てぞ暮らせぞみんな来ない。
21時前にぞろぞろとみんなやってきて、主役の花嫁もやってきて、まずは写真撮影会。
みんなピンク色の服を着ていて、かわいらしかったです。
持ち寄った食事やお菓子、お酒やジュースを飲み食いしながら、いくつかのゲームをしました。
花嫁にとって、独身最後の女性だけのパーティーといった形でしょうか、面白かったです。


トンガの結婚式は木曜日に行われることが多く、今回も木曜日でした。
まずは、新郎が車で新婦を迎えに行くところから始まりました。そのあと何台も結婚式の参加者たちが車で連なっていきます。
新婦を迎えに行くといってもその時は、まだ一緒の車には乗りません。
教会につくと、先に着いた新郎新婦が綺麗な大きいタオヴァラを巻き、入場する準備をしていました。
教会の中も風船の飾りつけやゴザなどが敷かれており、いつもと違った雰囲気でした。
挙式は新郎が先に入場し、そのあと、新婦涙しながらは新婦の父親と一緒に歩いてきた姿はやはりこちらも感動してしまいました。
日本と大きく違い、結婚式の教会に婚姻届を受け取る行政の人たちも来ており、そこでサインをしていました。
そのあと、牧師さんの前で、指輪交換をし、誓いの言葉をたて、挙式は終了しました。


その後は日本でいう披露宴ならぬ、カイポーラと呼ばれる食事会です。
新郎新婦はお色直しをし、サーモンピンクの衣装になっていて、それもとてもよかったです。
カイポーラはいつものトンガ料理であり、豚の丸焼きや積み重なった大量の食事たちをみんなもくもくと食べ進めます。日本の結婚式で出て来るようなコース料理が懐かしくなってしまいました(笑)
でもやはり結婚式は万国共通とても幸せを分けてもらえるものであると感じました。
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