JICA海外協力隊の世界日記

ユメニカケル~日々是気付~

農業祭ーエウア編ー

今年の農業祭は、エウアがトンガ国内の大トリでした。なぜかというと、農業祭トンガタプ編に書いた、フリーウェズリアンのカンファレンスが来年エウアで行われるからです。

このカンファレンスはトンガ人にとって本当に一大行事であるようで、農業祭前後、そして農業祭が終わって2週間以上が経った今も、「Konfelenisi ta’ufo’ou」(来年のカンファレンス)という言葉をトンガ人がよく口にしているほどです。

話が逸れましたが、8月2日にエウアにて農業祭が行われました。

カウンターパートは去年持病の喘息を拗らせて出られなかった農業祭でしたが、今年は、父親の誕生日だからトンガタプに行くと言っていたので、今年もまた1人でスクリーニングをやるのか…と少し落ち込んでいたのですが、そこは話が二転三転するのがトンガ人のいいところ(?!)

結果的に、カウンターパートは農業祭にいることになりました。

今年のスクリーニングブース。今年は歯科衛生士さんたちも一緒にブースを出しました。

前日の夜から飾りつけが始まりました。夜8時ごろ行って、動き出したのは9時半くらいでした。大量に風船を膨らませ、ビニール紐でポスターを貼る場所を作ったり、飾りつけをしました。一通り終わったので、私は一旦11時半過ぎくらいに帰ることにしました。

前日の夜は前夜祭といった感じで、焼鳥のようなもの、わたあめやサンドイッチなどいろいろ売っていて賑やかなのですが、今年は去年よりも少なく感じました。

当日の朝7時半くらいに行きました。そして、スクリーニング(身長、体重、血圧、血糖値の測定)を開始。

去年の反省で「アナウンスができなくて、スクリーニングをする人が少なかった」と言ったことをカウンターパートは覚えていてくれたのか、「アナウンスしなきゃね!」と前々から気合いが入ってました。

そしてアナウンスを頑張ったおかげで、去年の45倍の人たちがスクリーニングを受けに来ました。

またJICAブースとまではいきませんでしたが、トンガタプの農業祭で使用したフォトフレームをトンガタプから船で輸送してもらい、使用しました。(最初の写真である私とカウンターパートが持っているフォトフレーム)

写真撮りませんかー?いった感じで、いろんな方々にフォトフレームとともに撮ってもらいました。

日本と一緒で、若い子たちの食いつきはすごかったです(笑)みんなSNSなどで知ってるんだなーと改めて実感。他にも大人からはこれを買い取らせてくれないか。などと声をかけられたりも。いろんな人たちが興味を持ち、写真を撮ってくれてありがたかったです。

フォトフレームに書いてある、「Liliu leva ‘eta to’onga mou’i !」とは「健康な生活習慣に変えよう!」という意味なので、この言葉が広がってくれればいいなと願うばかりです。

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