JICA海外協力隊の世界日記

マンゴーの樹の下で

★継承日本語教育研修会★

10月23〜26日、サンパウロで継承日本語教育研修会が行われました。

ボランティア代表者が発起人となって、より活発な活動を目指し、

ボランティアが配属先の方と一緒に参加。

アルゼンチンとパラグアイからも集まり、

約70人が、現場で抱える問題の解決に取り組みました。

初日は半日だけだったので、

アイズブレイクを兼ねた自己紹介と、各国の国事情発表のみ。

2日目は、事前に書いてきた活動記のチェックと、

共通の問題を持つ人たちとのグループ討議。

そのあと、会場を移して、

ブラジル日本語教育センター創立30周年記念式典へ。

日本とブラジルで活躍されている先生方の、

基調講演とパネルディスカッションを聞きました。

その内容を踏まえて、3日目は、

活動記の省察と、これから活かせる活動案の作成。

そして最終日は、活動案の発表をして、研修会終了。

発起人として半年かけて準備してきたなかで、

継承日本語教育について、

自分なりにまとめる必要があったのですが、

そのときは、一人で悶々と考える日々が続き、

孤独な時間を過ごしました。

でも、そういうときが持てたことは、

私にとっては貴重な経験となりました。

個人的には反省点の多い研修結果でしたが、

ボランティアと配属先の先生達が一同に会して、

いろいろなことが話せる機会が持てたことはとても良かった、

という声をたくさん聞けたのは、うれしいこと。

たくさんのアイデアがもらえたので役に立った、

モチベーションが上がった、

などの意見もありました。

一方、指摘もたくさんいただいたので、

今後、JICAには、

それを、ボランティアの活動に活かしていっていただきたいです。

また、私自身も、残りの任期の課題として、

取り組んでいきたいと思います。

連絡先の交換をしながら、別れを惜しんでいる参加者の様子を見て、

この研修の企画に関わらせていただいて良かったと感じました。

JICAサンパウロ事務所のみなさん、ありがとうございました。

そして、日本から来てくださった講師の先生方と、

参加されたすべてのボランティアとパートナーのみなさんにも、

つたない司会にお付き合いくださったことに、

この場をお借りしてお礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。

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