2015/11/03 Tue
活動
★継承日本語教育研修会★


10月23〜26日、サンパウロで継承日本語教育研修会が行われました。
ボランティア代表者が発起人となって、より活発な活動を目指し、
ボランティアが配属先の方と一緒に参加。
アルゼンチンとパラグアイからも集まり、
約70人が、現場で抱える問題の解決に取り組みました。
初日は半日だけだったので、
アイズブレイクを兼ねた自己紹介と、各国の国事情発表のみ。
2日目は、事前に書いてきた活動記のチェックと、
共通の問題を持つ人たちとのグループ討議。
そのあと、会場を移して、
ブラジル日本語教育センター創立30周年記念式典へ。
日本とブラジルで活躍されている先生方の、
基調講演とパネルディスカッションを聞きました。
その内容を踏まえて、3日目は、
活動記の省察と、これから活かせる活動案の作成。
そして最終日は、活動案の発表をして、研修会終了。
発起人として半年かけて準備してきたなかで、
継承日本語教育について、
自分なりにまとめる必要があったのですが、
そのときは、一人で悶々と考える日々が続き、
孤独な時間を過ごしました。
でも、そういうときが持てたことは、
私にとっては貴重な経験となりました。
個人的には反省点の多い研修結果でしたが、
ボランティアと配属先の先生達が一同に会して、
いろいろなことが話せる機会が持てたことはとても良かった、
という声をたくさん聞けたのは、うれしいこと。
たくさんのアイデアがもらえたので役に立った、
モチベーションが上がった、
などの意見もありました。
一方、指摘もたくさんいただいたので、
今後、JICAには、
それを、ボランティアの活動に活かしていっていただきたいです。
また、私自身も、残りの任期の課題として、
取り組んでいきたいと思います。
連絡先の交換をしながら、別れを惜しんでいる参加者の様子を見て、
この研修の企画に関わらせていただいて良かったと感じました。
JICAサンパウロ事務所のみなさん、ありがとうございました。
そして、日本から来てくださった講師の先生方と、
参加されたすべてのボランティアとパートナーのみなさんにも、
つたない司会にお付き合いくださったことに、
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
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