2015/09/08 Tue
活動
★夏祭り★
8月22日、ベレン郊外にあるサンタイザベルの夏祭りに。
午前中は日本語学校の授業見学。
授業後半は、幼児以外の生徒全員、夏祭りの準備。
中学生の男の子は天井の行灯つけ。女の子は櫓の柱にテープ巻き。
小学生はお兄さん、お姉さんのお手伝い。
誰一人、嫌がることはありません。
会館では、婦人会の方々が販売用食品を作っています。
お昼になったら、みんなでテーブルを囲んで昼食。
大人も子どもも集まって、31回こうして続けてきました。
先生によると「毎年のことだから普通のこととしてやっている」。
親から子へ、子から孫へつないでいく「日本」。
行灯つけも櫓飾りも、
また次の世代へ、
「普通のこととして」受け継がれていくのでしょう。
8月29日は、同じくベレン郊外にあるカスタニャールの夏祭り。
櫓を取り囲む盆踊りには、
ベレンとサンタイザベルの婦人会も参加。
売店に並ぶブラジル人は、珍しそうに写真やビデオを撮っています。
最初は一重にもならない輪ですが、
一人二人と輪に入り、気がつくと三重になっています。
見ていただけのブラジル人も、見よう見まねで輪の中に。
日本とブラジルが重なり合ったその空間。
日本のリズムがすべての人に溶け込んでいたようでした。
継承だけじゃなく、普及だけでもない、
両方に関われた夏祭り。
私にとって、とても意味のある体験でした。
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