JICA海外協力隊の世界日記

東ティモール的日常

サテ

焼き鳥です。こちらではサテと呼ばれています。町のいたるところで売られていてお昼と夕方に販売されます。

一本25センタボ(約30円)サンバルという辛いタレをつけて食べます。インドネシアから来た食べ物です。

家の近所でよく買っているうちに3ドル12本を毎日買わされるようになってしまった。

毎日毎日さすがに飽きて来たので断る事に、しかし相手の方が一枚上手でいつも買わされてしまう。

ある時は、「おうコレガ(コレガとは友達という意味と主に東洋人に向けて使われる)サテ買え」

今日こそは断ると決めている私は、「あ、ごめん今お金無いわ」と言うとサテ売りのマリアは、

お前はアホなのか?という顔をして「お前は毎日この道を通るやろ?お金はいつでもええんや‼」と言って3ドル分12本渡される。

次の日も「おいコレガ!サテ買え」今度こそはと、「ごめん今お腹いっぱいやねん」と言うと、またマリアはお前はアホなのか?

という顔になって「今お腹いっぱいでも後から腹減るやろが!その時に食べたらええんじゃ!」と言って3ドル分12本渡され

る。また次の日、今日こそは絶対に断ったると決めていた私はいい作戦を思いついた。呼び止められて止まるから

いつも買わされる、なので今日は絶対に自転車を止めずに断ろうと。そしてその時は来た、「おいコレガ!サテ」

私は、マリアが言い終わる前に「ごめん!時間無いねん!」そしてそのままマリアの前を通りすぎ、よし!勝った!

と思った瞬間マリアが「よっしゃわかった!後から家に持って行ったるわー」と、ついつい笑ってしまい買う事に。

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