JICA海外協力隊の世界日記

青年海外協力隊 セネガル滞在記 ~Pas à pas~

セネガルJICAボランティア派遣35周年記念行事

先日、首都ダカールで、「セネガルJICAボランティア派遣35周年記念行事」が行われました。今年はJICAボランティア派遣50周年ということもあり、特別な年です。

午前中は、35周年記念式典と平成26年度3次隊の壮行会。

日本から青年海外協力隊事務局長もお見えになりました。

事務局長や、JICAセネガル事務所長、隊員OB代表、隊員と一緒に活動を行っているセネガル人のカウンターパート、セネガル政府代表や日本大使など、たくさんの方々のスピーチがありました。

昨年の10月にはセネガルのボランティア派遣は通算1000人を達成したのですが、「35年」や「1000人」という数字のすごさに改めて気づき、多くの先輩隊員が積み重ねてきたものの有り難さを感じました。

壮行会では、平成26年度3次隊の代表が、フランス語と現地語のウォロフ語で挨拶をしました。

午後はボランティアの活動紹介イベントがありました。

日々セネガルの様々な地域で、そして医療・教育・農業・コミュニティ開発・・・など様々な分野で活動している隊員の活動の様子を掲示し、来ていただいたお客さんに、セネガル人パートナーと共に紹介しました。

また、日本紹介も行い、ステージで武道(空手、合気道、剣道)や日本舞踊を紹介したり、音楽隊の演奏やサバールダンス(セネガルのサバールという太鼓に合わせて踊るダンス)を披露したりしました。

室内では、書道、茶道、折り紙、お箸体験、子どもたちの絵画展、そして日本語教師隊員の生徒であるセネガル人による「日本語スピーチ」もありました。

Facebookブースもあり、活動紹介を見ていただいたあとに、セネガルの人たちによる、セネガルをよりよくするための「宣言」をFacebook上に掲載するということも行われていました。

当日は各展示や舞台の見学をすることでスタンプをもらえるスタンプラリーも実施し、スタンプがたまった人に、日本食(みたらしだんご、親子丼、コロッケ)の贈呈も行いました。

正直、当日になるまで、「あまり人は来ないのではないか?」という予想を皆でしていたのです。

しかし、予想を大きく上回る大盛況!

後から聞いたのですが、千から二千人規模の入場者を得ることができたようです。

すごい賑わいでどのブースもてんてこまいでした。こんなにたくさんの方が来てくださるとは・・・うれしい限りです。

少しでも協力隊の活動に興味をもったり、日本の文化に触れたりしていただく機会となったのであれば幸いです。

今回のボランティアイベントを通して感じたこと

たくさんの分野で活動している協力隊の仲間たちですが、みんなそれぞれの専門以外にも、たくさんの特技を披露していた仲間たち。みんなの多才さに驚きました。

そして、仲間との交流

普段はそれぞれの任地でバラバラに活動しているため、みんなが集まって一つの行事を行うという機会はなかなかありません。

セネガルで活動しているみんなの活動を改めて知ることもできましたし、また一つ仲を深めることができたのではないかと思っています。

また、任地に戻っても頑張ろう!と思いました。

みなさん本当にお疲れ様でした!

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