2015/02/07 Sat
活動
図工の授業 ~ひもを使って~
先日、先生に授業提案をして、一緒に行った図工の授業です。
お題は「へび」
今回は、ひもを使って子どもたちが自由にへびの形をイメージできるようにするところから始めました。
身近にある材料で行えるようにします。
とかく学校では、正しいものや、同じものを求められがちな子どもたちですが、「違っていていいんだよ」「みんな違うのがおもしろいんだよ」と子どもたちに語りかけながら行いました。
子どもたちは、最初は「これでいいのかな」という様子でしたが、だんだんと、「こうしてみようかな」「こんなのできたよ」という表情になってきました。
形を自由に考えた後は、ひものまわりを鉛筆でなぞります。
なぞるのも子どもたちにとっては難しいのです。線が重なっているところを描くのも一苦労ですが、教師が、たどる線を手で示したり、手を添えて一緒に描いたりしながら、子どもたちは頑張って描いていました。
その後は、色塗り。
子どもたちは思い思いの色を塗り重ねていました。
もくもくと手を動かし、絵と向かい合っている時間はとても静かで、子どもたちはとても真剣です。
最後に鑑賞をして、お互いの作品を見せ合いました。
クラス25人。
25のいろんな形のへびができました。
想像力や発想力、また違いを認め合う寛容さなど、情操教育で学べることがたくさんあるのではないかと思っています。
先生方と一緒に、また考えていきたいです。
今回の作品は、2月10日に首都ダカールで行われる「セネガルJICAボランティア派遣35周年記念行事」での絵画作品展に出展予定です。いろいろな方に見てもらえたらうれしいです。
(35周年記念行事の様子については、また次回お知らせしたいと思っています!)
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