2024/02/13 Tue
イベント 活動
UZ063 カンファレンス(2)
【▲画像1:国際会議のフライヤーと同時通訳(ウズベク語・英語)レシーバー】
先日、「デジタルエコノミーにおける資本市場の発展と運営 - 課題と現代的解決策(Development and Management of the Capital Market in the Degital Economy : Challenges and Modern Solutions)」と題した国際科学実践会議(International Scientific-Practical Conference)が開催された(画像1)。
本会議はオンラインとオフラインのハイブリッド型で開催。はじめに、副学長が基調講演をなされて、その後、研究報告が行われた。演題は次の通りである。
1. 資本市場の発展における保険の役割と重要性(UZ)
2. 環境・社会・ガバナンス(ESG)の概要(KR)
3. 資本市場における紛争や意見相違を救済するための超法規的手法(UZ)
4. ウズベキスタンのデジタル経済における資本市場開発の提案(KR)
5. ウズベキスタンにおける商業銀行の活動(UZ)
6. デジタル経済における資本市場の発展:クロアチアの事例(LU)
7. ウズベキスタン株式市場の発展が加速する方法(UZ)
【▲画像2:国際科学実践会議の様子】
報告者の半数以上はウズベキスタン(UZ)の大学・研究機関の所属であったが、韓国(KR)やルクセンブルグ(LU)からの報告もあった。画像2は同僚の研究発表の様子。研究報告の後に、質疑応答が行われた。
2020年10⽉、ウズベキスタンデジタル戦略2030( Digital Uzbekistan Strategy 2030)」が承認された。
UZは広範な分野におけるデジタル化を推進しており、対象分野には金融機関も含まれている。多様な政策を通じて、SDGs達成や国民一人当たりのGDP増加に寄与することが期待されている。
配属先では、デジタル経済に関するセミナーやカンファレンスの開催が続けられている。2023年7月開催のカンファレンス(UZ017)でも「デジタル経済」をテーマに掲げていた。
このようなイベントを学内で開催することで、参加者のデジタル化に対する意識を高めるとともに、特に大学院生は最新研究に触れることもできる。研究テーマ設定の一助となると思う。
引き続き、大学院生の興味・関心を惹くようなカンファレンスやセミナーを継続されることを願う。
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